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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第52回:QWERTYキーボードを復活させたBlackBerryの最新機種「BlackBerry Classic」をご紹介

今回は、QWERTYキーボードを復活させ、根強いBlackBerryファンが待望していたのはもちろんのこと、新たなファンをも獲得するかもしれないBlackBerryの最新端末「BlackBerry Classic」をご紹介したい。

BlackBerry Classic

BlackBerry Classicは、「BlackBerry Bold 9900」を継承した大型のQWERTYキーボードを復活させた点が最大の特徴である。ただし、BlackBerry Bold 9900ではキーボードのキー配列が少し湾曲しているのに対し、BlackBerry Classicのキー配列は直線に近い。また、BlackBerry Classicには、「BlackBerry 10」OSの最新バージョンが搭載される。

BlackBerry Classicは、従来のBlackBerry Boldと同様の発信・終話・メニュー・バックなどのキーや中央のトラックパッド、物理QWERTYキーボードなどを装備しつつ最新のスペックとOSを搭載したスマートフォンだ。

QWERTYキーボードを搭載する

下面にはmicroUSB端子

Androidアプリを使えることも魅力の一つ

ディスプレイは約3.5インチ

BlackBerry Passportと同様に、BlackBerry OSの機能によりAndroidアプリも動作可能で、内蔵のAmazon App Storeから入手するか、別途Androidデバイスからapkファイルを転送する事でAndroidアプリを利用する事ができるようになっている。

SIMカードはnanoサイズ

標準で日本語を設定できる

SIMカードは、nano SIMを採用している。言語設定では、標準で日本語を選択できるようになっている。

片手でも持てるサイズ


BlackBerry Classicは、BlackBerryBold 9900と同じく、キーには接触感があり、押したときにはっきりわかる仕様となっている。タッチスクリーンを使用しているユーザーにとっても心地よいはずだ。片手での操作性を重視する人は、3.5インチタッチパネルディスプレイに物理キーボードを組み合わせたBlackBerry Classicが、4.5インチタッチパネル正方形ディスプレイに物理キーボードを組み合わせたBlackBerry Passportとは違い、片手での操作を前提としてデザインされていることに気づくだろう。


CPUはQualcomm製のデュアルコアプロセッサーで、メモリは2GB(RAM)、バッテリー容量は1,230mAhで、3.5インチのタッチスクリーン液晶(解像度720×720ピクセル、294 dpi)を搭載している。


昨年12月の発表に際して、BlackBerryのCEOであるJohn Chen氏が、「BlackBerry Classicは、今でもタッチスクリーンより物理キーボードを好む根っからのBlackBerryユーザーに応えることを意図している。しかし、BlackBerry Classicにはもっと広範な市場が存在する可能性もあると考えている」と述べた通り、BlackBerry Classicは非常に実用的で、今までBlackBerryに見向きもしなかったスマートフォンユーザーにもアピールできる端末である。

物理キーボードのファンや、ファブレット嫌いで片手操作を重視する人、長持ちする端末が必要な人など、BlackBerry Classicで、BlackBerryはユーザー層を広げることができるかもしれない。



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