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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第6回:「HTC J butterfly」のグローバル版「HTC Butterfly」を紹介!

今回は、既に日本でも人気機種となっている「HTC J butterfly」(au向けHTL21)のグローバル版をご紹介したい。実際のところ、「HTC J butterflyが高スペックというのはわかるが、具体的にどのような機能があるのか分からない」という方も多いと思う。今回は、グローバル版である「HTC Butterfly」(本記事では台湾版であるHTC Butterfly X920dを使用)について、使い勝手や機能についてご紹介したい。

HTC Butterflyのパッケージと本体。パッケージデザインも国内版とは異なる。


◆サイズについて所感

5インチの大きなディスプレイが魅力のHTC Butterflyだが、一方で、「スマートフォンとしてはサイズが大きすぎるのではないか」と気にする方も多いのではないかと思う。しかし、筆者個人の所感としては、「サイズの割に、かなり軽い」というところだ。実際、HTC Butterflyの重量は約140gと、「iPhone 4S」と同じ重さとなっている。

また、ディスプレイとボディは縦長のデザインになっているため、「サイズが大きすぎて持ちにくい」ということも、もちろんない。手のひらにしっかり収まるサイズのため、使い心地は良さそうだ。


基本的にデザインは国内版と同じだが、赤外線ポート、充電用接点
(※国内版でもドックが無いので結局は使っていない接点だが)、おサイフケータイマークが無い。


◆気になる日本語対応

日本語の使用については、まったく問題がない。日本語標準ロケールが搭載されており、メニュー画面の設定・キーボードの入力、いずれも日本語の設定が可能だ。英語に不安のある方も、安心して使用することができる。そして驚くべき点は、実に多くの言語がプリインされている点だ。たとえば、アラビア語だけでも18カ国分、国に応じたローカルな設定が可能になっている。タイ語でのキーボード入力も可能、というところが面白い。

同じ言語の中でも国名まで設定できるようになっている。

日本語設定にした画面。


◆LTE対応について

残念ながら、現在確認がとれている範囲では、台湾版であるHTC Butterfly X920dについては、LTEには非対応であるとのことだ。LTE対応に期待していたユーザーにとっては非常に残念な点ではあるが、今後のアップグレードに期待したい。


◆プリインされているアプリ数が多い

日本語ロケールの搭載に加え、便利なアプリがプリインされていることも大きな特徴だ。「Dropbox」などの定番アプリはもちろん、ムービーや音楽関係のアプリも非常に充実している。プリインされているタイトルは約70タイトル(台湾版)。HTC Butterflyのスペックを最大限生かせるアプリがプリインされているため、購入してからアプリ選びに時間をとられる心配はない。

そのため、例えばWindows Phone 8などの他機種と迷っている方の中で、「英語力に不安がある」という方や、「アプリマーケットから都度アプリを探すのは面倒」という人にはぜひオススメしたい機種だ。

●特にMusicアプリが充実

約70タイトルに上るプリインアプリの中でも、「特にMusicアプリが充実している」というのが筆者の所感だ。いくつかタイトルをご紹介したい。

≪7Digital≫

このアプリは、日本のユーザーにとっては馴染みが薄いかもしれないが、海外ではHTC端末にプリインされていることで有名になっている。「iTunes」のAndroid版といったところだ。ここで特筆したいのは、iTunesよりも格段に楽曲の価格が安いことだ。1曲数十円で購入できるのは日本のユーザーにとっても大きな魅力だ。

とにかく曲数が多く、価格が安いことが特徴だ。


≪Sound Hound≫

アーティストの曲やアルバムのタイトルだけでなく、Facebook、Twitterアカウントまで表示されるようになっている。音楽と画像とインターネット、全て楽しむことができる。最新機種だからこそ堪能できるアプリと言えそうだ。更に便利なのは、外出先のお店等で気になる曲が流れている時、その場で曲名やアーティストの確認ができることだ。是非おすすめしたいアプリだ。

TwitterやFacebookアカウントへのリンク、更にはバイオグラフィーまで表示されている。


≪Tunein Radio≫

「HTC J」でもプリインされており、人気を集めたタイトル。ローカルラジオを楽しむことができる。香港では、英語のほか、広東語・北京語、その他アジア言語で楽しむことができる。

Tunein Radio。

その他、もちろんYouTubeなどの動画も大きな画面で鑑賞することが可能だ。

Ne-yoの「Miss Independent」を鑑賞中。ディスプレイを横にすると、ムービーも一層大きな画面で楽しめる。


◆実際、どのくらいスペックが高いかを確認する方法

最後に、他の機種と迷っている方へ。判断基準の一つとしてオススメしたいのが、Androidアプリ「An TuTu BenchMark」である。GooglePleyからダウンロードすることができ、RAMやCPUなどのスペック比較がカンタンに出来るアプリだ。

このアプリによると、HTC Butterflyのスペックは、LG Opitimus Gに僅差で負けて2位となっている。これから最新機種を購入したいと考えている方に、一つの判断材料としてオススメだ。

チャートで多数のアプリを比較することが出来るほか、2つの端末について個別に比較することも可能だ。
(画像はクリックすると拡大できます)


◆まとめ

以上、HTC Butterflyについて、基本情報やアプリについて紹介してきたが、いかがだろうか。日本語標準ロケールの搭載、プリインアプリの数の多さといったところから、Androidの最初の一台として購入を検討中の方にも、オススメの最新機種だ。

スペック詳細などについては、弊社ウェブサイトなどを確認してみて欲しい。

【商品ページ】
HTC Butterfly X920d (SIMフリー, 16GB, Black)
HTC Butterfly X920d (SIMフリー, 16GB, Red)
HTC Butterfly X920d (SIMフリー, 16GB, White)



記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan
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EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!

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