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セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、デニーズ等で無料の公衆無線LANサービス「セブンスポット」が利用可能へ

セブン&アイ・ホールディングスは29日、公衆無線LANサービス「セブンスポット」を12月1日より無料提供すると発表した。同社傘下のコンビニ「セブン‐イレブン」やスーパー「イトーヨカドー」などで利用することができる。


具体的には、12月1日には東京23区内の「セブンスポット」のロゴマークのある約770店のセブン&アイの各店舗で利用できる。内訳はセブン‐イレブンが約700店舗、イトーヨーカドーは22店舗、そごう・西武は西武池袋本店1店舗(渋谷店は12月中旬以降に対応予定)、デニーズは約50店舗。

また、2012年2月末までには東京23区内で約1,300店舗、2013年2月末までには全国14,000店舗へ拡大される計画。

セブンスポットは、同社が東日本電信電話(以下、NTT東日本)の光ブロードバンドサービス「フレッツ光」をセブン&アイの各店舗に導入し、Wi-Fi環境を構築することで実現している。両社はこのほかにもセブン‐イレブン店舗への非常用電話機の設置や被災地への買い物支援など、地域コミュニティにおける「生活インフラ」の構築で協業している。

コンビニに関しては滞在時間は一般には短いものと考えられるが、イトーヨカドーやデニーズなどでの滞在時間はより長い。買い物に行った際にはスマートフォンを使ってウェブサイトで調べ物をすることもあるだろうし、休憩時間や待ち時間などの空き時間にインターネットを利用したいこともある。その時に公衆無線LANサービスを無料で利用できるのは便利だ。

ただし、制限無しで自由に使えるわけではなく、1日に3回までのアクセス、かつ1回のアクセスにつき最大60分間の利用、という制限がある。

利用できる端末はWi-Fi(無線LAN)の機能を持つスマートフォンやタブレット、ノートPCなどで、「セブンスポット」の会員登録をして利用する。会員登録は無料。また、セブン&アイのネット通販サービス「セブンネットショッピング」の会員IDでも利用できる。

セブン&アイは、セブンスポットでの接続環境でのみダウンロードできるオリジナルコンテンツの提供も行う。グランドオープン記念としてはAKB48のクリスマス壁紙が用意される。ほかにもクーポンの配信などが予定されている。

さらに、任天堂の携帯ゲーム機、「ニンテンドーDS」シリーズの無線通信機能を利用したサービス「ニンテンドーゾーン」もセブンスポットのサービス提供エリアで利用できる。ニンテンドーゾーンで提供される通常サービスに加え、「7SPOTでDS」限定のコンテンツも配信される予定だ。

「7SPOTでDS」キャンペーンの第一弾は「NEW ラブプラス」で、「NEW ラブプラス スタンプコレクション」が実施される。期間中にDSを利用して「7SPOTでDS」にアクセスし、同一店舗でスタンプを5つ集めると、特製ステッカーがプレゼントされる。期間は12月1日から12月21日。

なお、「7SPOTでDS」の利用可能店舗は、セブンスポット利用可能店舗全てではないので注意してほしい。


【情報元、参考リンク】
セブンスポット公式サイト
セブン&アイ・ホールディングス/プレスリリース(PDF)

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