![]() |
<▲画像:超極薄ボディになった「Galaxy Z Fold7」> |
この内、本記事ではGalaxy Z Fold7について見ていきたい。Galaxy Z Flip7についてはこちらの記事、Galaxy Watch8シリーズ及びGalaxy Watch Ultra(2025)についてはこちらの記事を参照して欲しい。なお、Galaxy Z Flip7 FEのみ、日本市場への投入予定が明らかになっていない。
Galaxy Z Fold7の予約受付の開始日は7月17日で、発売日はは8月1日。
価格(税込、以下同)はメモリ、ストレージ容量別に異なり、下記の通りだ。もちろん、今後通信キャリアで取り扱うモデルが発表された場合は、それぞれのキャリアで異なるだろう。
- Galaxy Z Fold7 (メモリ12GB、ストレージ256GB):265,750円
- Galaxy Z Fold7 (メモリ12GB、ストレージ512GB):283,750円
- Galaxy Z Fold7 (メモリ16GB、ストレージ1TB):329,320円
Galaxy Z Fold7について
![]() |
<▲画像:「Galaxy Z Fold7」はメインディスプレイは開いて8インチ、サブのカバーディスプレイでも6.5インチ」> |
薄さに大きく寄与したのはヒンジの改良。新開発された「Armor FlexHinge(アーマーフレックスヒンジ)」によって薄くできたという。加えて耐久性も確保できている。さらに、ディスプレイの折り目の部分の滑らかさも改善できているという。従来はどうしても折り目の部分がごわつき、全く気にならない、という訳ではなかったが、Galaxy Z Fold7ではよりスマートにできたという。ただ、実際には目立ちにくくなったというか、折り目の付き方が若干変わったといった方がいいのかもしれない。
ボディサイズは開いた状態で約158.4 x 143.2 x 4.2mm、閉じた状態で約158.4 x 72.8 x 8.9mm、重さは約215g。実は旧モデルよりも軽くもなっている。薄さについては「Galaxy Z Fold6」は閉じた状態で12.1mm。
ディスプレイは2枚搭載し、閉じた状態で使うストレートタイプのカバーディスプレイは約6.5インチで、開いた状態で使う大型の折り畳み式のメインディスプレイは約8.0インチ。何インチ差かという点だけで見ると分かりにくいが、実際には縦横比の違いがあるため、メインディスプレイは非常に大きい。
![]() |
<▲画像:閉じた状態でも8.9mmしかない「Galaxy Z Fold7」のボディ> |
非常に薄いボディによって、見た目のカッコよさが明らかに増したGalaxy Z Fold7だが、「Sペン」には非対応となっているので、その点には注意が必要だ。
とても薄いボディだが、4,400mAhのバッテリーを搭載する。欲を言えば、もう少し大容量のバッテリーの方がいいが、薄さを取るかバッテリーを取るか、という話で、薄さが重視されたのだろう。そしてその判断は十分以上に理解できる。ここまで薄くできるのであれば、薄くすべきだろう。あまりに強いインパクトだ。実際、バッテリーも4,400mAhあれば一応問題ないだろう。
充電についてはワイヤレス充電にも対応する。
OSはAndroid 16で、CPUはQualcommの「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」、メモリは12GBもしくは16GBで、ストレージ容量が256GB、512GBのモデルではメモリ12GB、ストレージ容量が1TBのモデルではメモリ16GBとなる。
Wi-FiはWi-Fi7対応で、Bluetoothは5.4対応、防水防塵仕様、「おサイフケータイ」にも対応している。
また、Galaxy Z Fold7では、カメラも豪華仕様になった。メインカメラは約2億画素の広角カメラ、約1200万画素の超広角カメラ、約1000万画素の望遠カメラ(3倍)で構成され、サブのカメラはカバーカメラが約1000万画素、フロントカメラが約1000万画素となっている。
OSのアップデート保証については、最近の同社の製品同様長く、7年間となっている。
![]() |
<▲画像:「Galaxy」シリーズの発売時にはお馴染みのプレゼントキャンペーンも実施> |
なお、Galaxy Z Fold7では「Galaxy」シリーズでお馴染みの発売記念時のプレゼントキャンペーンも実施される。