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Androidも「Duolingo Max」への加入が可能に!1週間無料お試しも!

言語学習アプリ「Duolingo」(デュオリンゴ)では昨秋より日本市場でも上位プランの「Duolingo Max」が導入されたが、しばらくの間はiOS版アプリからしか加入できなかった。ところが、1月11日時点でAndroid版のDuolingoで確認した所、Duolingo Maxの一週間無料トライアル及び加入が可能になっていた。

<▲画像:Androidスマホからも「Duolingo Max」の1週間無料お試しが可能に!>

そのため、ようやくAndroidスマートフォンもDuolingo Maxに対応したと言っていいのだろう。

ただし、Duolingoからの公式のプレス発表が行われているわけでもないし、対応状況の詳細までは分からない。正確な対応日も不明だ。また、全てのAndroidスマホのDuolingoユーザーに対して一斉開放されているのか順次開放なのかといった点も含めて詳細は分かっていない。

しかし、仮に一斉対応なのであれば、全てのユーザーが、ひとまず1週間の無料お試しをできるようになっていると思うので、関心がある方は試してみよう。

Duolingo Maxの1週間無料お試しは、通常であれば上部メニューの「ショップ」アイコン(ジェムの絵柄)をタップすれば表示されると思う。

<▲画像:「Duolingo Max」の1週間無料お試しは、大抵は「ショップ」メニューからアクセスできると思う>

さて、そのDuolingo Maxだが、1週間の無料お試しの利用は、一旦いずれかのプランで加入する必要があることには注意が必要だ。無料トライアル期間中にキャンセルをうっかり忘れると、課金されるので注意したい。もちろん、継続してDuolingo Maxを利用するのであれば、キャンセルする必要はない。

<▲画像:1週間の無料トライアルへの申し込み時には、継続する場合の加入プランを選ぶ>

Duolingo Maxで選択できるプランは下記の3つ。ただし、1カ月契約のプランについてはお試し期間は1週間ではなく3日間と短い。記載の料金は2025年1月10日時点でのもの(税込み)。

  • 個人プラン(12か月):22,800円
  • 個人プラン(1か月):4,490円
  • ファミリー割引(ファミリープラン)(最大6名、12か月):30,000円

筆者は個人プラン(12か月)に加入している(※掲載した上記画像はサブアカウントで確認したもの。メインアカウントではiOS版から加入済み)。

なお、ファミリー割引(ファミリープラン)は最大6名でDuolingo Maxの特典及び機能を利用できるプランだが、対象ユーザーは「家族」に限定されるわけではない。友達・知人、もしくはDuolingo上だけの付き合いのフレンドでも構わない。それこそ海外のフレンドユーザーでも構わない。それらのフレンドとDuolingo Maxを共有できるので、料金を何らかの方法で割り勘できるのであれば安価だ。家族など身近の人の場合には現金で分割してもいいが、遠隔地のユーザーであればPayPayなどで代金を送金してもらってもいいかもしれない、または余った枠であれば無料で特典をあげてもいいのかもしれないし、その辺りは人それぞれ。

筆者と同じく個人プランの場合は勿論1人限定だが、端末は1台に制限されない。例えばAndroid、iPhone、Web版のいずれであっても同じアカウントでログインすれば、どの端末でも利用できるので、外出先ではAndroidスマホ、家ではiPadやPC、といった端末の使い分けは可能。レッスンの進捗状況などは勿論どの端末でも同じ状態に同期される。

実はDuolingo Maxについてはもう一本記事を作成中で、目玉機能である「リリーとビデオ通話」(以下「ビデオ通話」)の詳細はそちらで触れる予定だが、全ての言語コースが対応しているわけではないことには注意して欲しい。また、少なくとも筆者の「Galaxy S22 Ultra」では、2回に1回くらいの頻度でビデオ通話レッスンに失敗する。スタート時に一言も会話が始まらないか、セッション終了時に終了しないかの2パターンで、どちらかの不具合がしょっちゅう発生している。この問題はiPhoneでのプレイ時には発生していない。

この症状が筆者のスマホだけで発生しているかどうかは分からないので、Androidスマートフォンのユーザーは、現時点では何らかの不具合が発生する可能性を考慮した方がいいと思う。むしろ、そのチェックを1週間のお試し期間中に徹底的に行うことをオススメする。

そして英語以外の言語コースをプレイする方は、日本語話者向けコースと英語話者向けコースの両方で確認した方がいいだろう。例えばフランス語、スペイン語、中国語などは日本語話者向けコース以外に、英語話者向けコースもプレイできるので、両方やるユーザーも多いと思う。その場合、両方のコースで動作確認することを勧める。

また、これについても前述したもう一本の記事で触れる予定だが、ビデオ通話は最終的にはどのコースでも各セクション・ユニット内のレッスンの一つとして配置されるはずだ。ところが、配置の有無は言語コースによって異なっている。日本語話者向け英語コースや日本語話者向けスペイン語コースではすでに配置済みだが、そうではないコースもある。そして、配置されていない言語コースであっても、トレーニングメニューやDuolingo Maxメニューからアクセスできる場合もある。

<▲画像:筆者のプレイ画面例。左が英語コース、右がスペイン語コース。どちらもムービーカメラアイコンがセクション内に配置されていることがわかると思う。それがビデオ通話レッスンだ>

さらに、Android版では利用できなくてもiOS版では利用可能だったり、その逆のパターンもある。具体例として、英語話者向けロシア語コースでは、確か1月8日か9日にAndroid版のトレーニングメニューからロシア語でのビデオ通話ができたが、同タイミングではiPhone版ではできなかった。また、なぜか11日時点ではAndroid、iOSともにロシア語コースでは表示されなくなってしまった。いまいちよく分からない。

このように、ビデオ通話の対応状況は言語コースによっても違うし、AndroidとiOSとでも違うなど、一貫していないので、注意が必要だ。

そしてDuolingo Maxの残る2つの目玉機能は「ロールプレイ」と「スマート解説」だが、ロールプレイについても現状では不具合発生の可能性があると思うので注意して欲しい。

<▲画像:「Duolingo Max」と「Super Duolingo」の違い。また、右図のようにトライアル終了2日前に一応お知らせしてくれる>

ロールプレイは様々なシチュエーションでの会話のシミュレーションを行うレッスンで、ビデオ通話と同様、最終的には各セクション・ユニット内に配置されるはずだが、言語コースによっては未配置だ。加えて、会話シミュレーションでは本来は音声入力で応答するものだと思うが、筆者のGalaxy S22 Ultraでは、なぜか音声での入力ができない。iPhoneでは問題なくできている。機種によっては筆者のようにテキスト入力でしかロールプレイでの応答ができない可能性もあるので注意して欲しい。

一方、スマート解説については、特に不具合は確認できていないので、問題ないと思う。

いずれにしても、Duolingoはアプリのアップデートを高い頻度で行っていて、その都度、Duolingo Maxの対応範囲が拡大したり、不具合が減っているような気もするので、遅かれ早かれ、重大な不具合には対処してくれると思うし、それを見越して今から加入してしまうのも悪くないと思う。仮にビデオ通話のセッションが失敗しても、2、3回やり直すと、1回は上手くいくので、失敗したセッションは練習と思えばいいと思う。まあ、不具合が無いに越したことはないが。

<▲画像:「リリーとビデオ通話」の画面例>

ともかく、Duolingo Maxのビデオ通話はとても良いレッスンだと思うので、個人的にはDuolingoを日々プレイするユーザーであればDuolingo Maxがオススメだ。特に英語以外の言語、スペイン語、中国語、ロシア語などでリリーと会話できた時には、何とも言えない感動があった。まあ、英語と違い、始まりと終わりの挨拶くらいしかまともに返答できていないのだけど……スペイン語なんかは超初心者でも意外と聞き取れるので、答えられないこともなかった。

なお、Duolingo Maxの各機能についてはこちらの記事を参照して欲しい。また、ビデオ通話については前述したように、別記事も作成中だ。

そして、1月11日時点ではAndroidでもiOSでも有料プランの割引キャンペーンが実施中なので、入るなら今がお得だろう。詳細はこちらの記事を参照して欲しい。

情報元、参考リンク
Duolingo公式サイト

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