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| ＜▲画像：指紋認証などでGoogleアカウントへのログインが可能に＞ |
なお、GoogleアカウントではIDとパスワードに加えて、もう一段階のセキュリティを追加する「2段階認証」の方法として「Google 認証システム」アプリを用いたワンタイムパスワード、SMSや電話を介して伝えられる「確認コード」など複数の方法を提供しているが、パスキーは新たな選択肢として加わる。
パスキーをGoogleアカウントへのログインの際に利用したい場合、最初に設定を行う必要がある。
Webブラウザで下記リンク先にアクセスするか、Googleアカウントの管理ページにアクセスし、「セキュリティ」→「Googleにログインする方法」→「パスキー」から進めてもいい。
→http://g.co/passkeys
パスキーを使用する設定を行うと、次回以降、その端末では指紋認証や顔認証などその端末で利用している生体認証等でGoogleアカウントへログインできるようになる。
また、パソコンでGoogleアカウントにログインする際にもパスキーは利用できる。その場合は、指定するAndroidスマートフォンやタブレットなどに通知が届き、その端末で生体認証等を行うことでログインができるようになる。最初はQRコードの読込等の手順が一つ入るが、次回以降はカットされ、よりシンプルになる。
パスキーを用いてのログインの場合、ワンタイムパスワードや確認コードの入力が不要になる。それらのパスワードやコードの場合、手入力にしろコピー＆ペーストにしろ、多少手間が掛かるので、それらと比べて楽になるだろう。なお、パスキーは最近NTTドコモの「dアカウント」などでも使われ始めているので、今の時点では馴染みがなくとも、今後は目にする機会も増えてくるはずだ。
