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「aiwa(アイワ)」のスマホ、タブレット、スマートウォッチが8月以降に発売へ!嬉しいブランドがデジタル分野で復活!

JNSホールディングス(旧ネオス)は29日、子会社のJENESISがアイワから「aiwa」ブランドのデジタル分野における商標使用権を取得し、早速「aiwaデジタル」シリーズを8月より順次Androidタブレット、スマートフォン、2-in-1のWindowsタブレット、スマートウォッチを発売すると発表した。

<▲画像:「aiwa」ブランドのスマホやタブレット等が登場へ>

日本のかつての人気ブランドがスマートフォンやタブレット等のデジタル機器の分野で復活するのは昨年バルミューダが日本メーカーとしてスマホ市場に参入したことに続く嬉しいニュース。

JNSホールディングスは元々はネオスで、2020年に持株会社としてJNSホールディングスに商号変更すると共に、子会社として新たにネオスを設立し、旧ネオスの事業を新ネオスが承継している。

ネオスといえば近年では「Nintendo Switch」向けのヒット作「クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み ~おわらない七日間の旅~」で知られるかもしれない。同作は今夏「PlayStation 4」への移植版もリリース予定。他にもスマートフォン向けのアプリ/サービスを含め様々なコンテンツを手掛ける他、各種ビジネスサービスなどを展開する。

そしてJENESISはデジタル製品の開発/製造委託/販売などを手掛ける。

JENESISはすでにAndroidスマートフォンやAndroidタブレット、Windows搭載タブレットなど多種多様なモバイル機器の製造・販売実績がある。ソースネクストが販売するヒット商品、モバイル翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)」の受託製造を手掛けたことでも知られる。

<▲画像:JENESISはAndroidスマホも過去に開発・製造している(※画像は一例)>

<▲画像:JENESISはすでにAndroidタブレットの開発・製造経験を多数保有している(※画像は一例)>

JENESISは中国の深センに構える自社工場で長年培ってきた部品一つ一つの品質へのこだわりや、日本国内での保守・サポート拠点を中心としたエンドユーザーに寄り添ったサポート/サービスを通じて、DX時代におけるビジネスや生活シーンに溶け込むような製品を展開していきたいとしている。

aiwaは日本で初めてラジカセを発売し、大ヒットしたヘッドフォンステレオ「カセットボーイ」を筆頭に、オーディオ機器で特に数々のヒット商品を生み出している。しかし、2008年にブランド使用の一時停止に至っていたところ、今回JENESISがデジタル分野での商標使用権を取得した。

aiwaデジタルシリーズの第一弾製品は、10.36インチのディスプレイを搭載するAndroidタブレット「JA2-TBA1001」で、オクタコアCPU、Gorillaガラス、IP65相当の防水防塵仕様のフラッグシップモデルとされている。

<▲画像:aiwaデジタルシリーズ第一弾製品の一つであるAndroidタブレット「JA2-TBA1001」>

その他には前述したようにAndroidスマートフォン、Windows 2-in-1タブレット、IP67相当の防水防塵スマートウォッチが準備中のようだ。これらが第一弾製品群で、第二弾も年内の投入に向けて開発・製造を進めているという。

既存の「geanee」ブランドと比べるとaiwaブランドの方が認知度が高いはずなので、製品の質が良くて適正価格であれば第一弾からヒットする可能性もあるかもしれない。いずれにしても非常に期待感の募るニュースだ。

情報元、参考リンク
aiwaデジタル公式サイト
JENESIS公式サイト
Amazon/aiwa検索ページ
JNSホールディングス/プレスリリース(PDF)

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