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「1MORE EVO」発売! LDAC対応完全ワイヤレスイヤホン。ハイブリッド型ドライバー、進化したノイキャン搭載

オーディオ機器専門メーカーである1MORE(ワンモア)は10日、完全ワイヤレスイヤホン(通称「TWS」。True Wireless Stereo)の新製品「1MORE EVO」を日本市場で発売した。1MORE EVOは、1MOREの新しいフラッグシップ製品として開発された完全ワイヤレスイヤホンで、転送レートの高いBluetoothのコーデック「LDAC」に対応している点、ハイブリッド型ドライバーユニット搭載で低音から高音までバランス良く高音質のサウンド体験ができる点、最大42dBのノイズカット能力を実現したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能などが特長。

1MORE EVO
<▲画像:「1MORE EVO」>

通常価格は19,990円だが、6月10日までの1カ月間は発売記念の特別価格として16,990円(税込、以下同)で販売される。具体的にはAmazon.co.jp、楽天市場ではどちらも3,000円割引のクーポンが提供されていて、購入時にクーポンを適用することで16,990円になる。

カラーバリエーションは「ギルト・ブラック」と「スノー・ポーセリン・ホワイト」の2色。

「1MORE EVO」のカラーは2色。ブラックとホワイト
<▲画像:「1MORE EVO」のカラーは2色。ブラックとホワイト>

完全ワイヤレスイヤホン(TWS)の日本市場はApple、ソニーが大きなシェアを持ちつつ、複数のメーカーが続々と新製品を投入し、群雄割拠の状況にある。1万円~2万円のミドルエンド製品の数も増えている。筆者自身、個人的にも完全ワイヤレスイヤホンは色々と試しているが、未だに音質と接続性・操作性・そして何より自分の耳の形状に合う、耳が痛くならない製品探しが終わっていない……。

同じように完全ワイヤレスイヤホンの沼にハマっている方は多いと思うが、1MORE EVOは比較的小型の製品を求めている人には有力候補の一つになるかもしれない。

まず、イヤホンサイズは22.03 x 20.69 x 25.11mmで、重さは片側5.7g。最軽量ではないが、重くもないレベルだが、ハウジングの形状が卵型に近い楕円形で、耳介(耳の穴の外)にあまり接触しなそうなので、耳介でホールドするイヤホンが苦手な人には良さそうだ。

バッテリー容量は片側48mAhで、充電ケース内のバッテリーは450mAh。イヤホン単体では連続再生(ANC使用時)が約5.5時間、ケース込みで20時間とされている。ノイズキャンセリングをオフにした状態だと、連続8時間、ケース込みで28時間持つ。なお、連続使用時間は、コーデックがAACで音量が50%の設定で計測したもの。

また、クイック充電機能によって約15分間の充電だけで4時間の連続使用ができる。充電ケースはワイヤレス充電規格「Qi」に対応しているので、市販のQi規格のワイヤレス充電器も使える。

「1MORE EVO」はノイズキャンセリングがオフだとケース込みで連続28時間の使用が可能
<▲画像:「1MORE EVO」はノイズキャンセリングがオフだとケース込みで連続28時間の使用が可能>

IPX4相当の防水仕様なので、運動中の利用も問題ないだろう。

上面には3Dセラミックヘッドホンパネルを採用し、光沢感のある美しい見た目を実現しつつ、タッチパネルを搭載し、音量調整、曲送り、曲戻し、一時停止などの基本操作をタッチ操作で行うことができる。

イヤーピースは抗菌素材でできていて、3サイズ用意されている。万一イヤーピースが合わない場合はサードパーティー製の汎用イヤーピースを探すことになると思うが、「1MORE EVO」はプレス写真を見る限り、ノズル形状が若干特殊で浅いので、サードパーティーのイヤーピースは選択肢が限られるかもしれない。

イヤホンのドライバーユニットはハイブリッド型。「BA型ドライバーユニット」と「ダイナミック型ドライバーユニット」を組み合わせ、低音域から高音域まで解像度高くサウンドを再現できるという。再生周波数帯域は40,000Hzまで。ドライバーユニットにはダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)コーティングを施し、高音域の特性を向上させているという。

ハイブリッド型のドライバーユニットを採用
<▲画像:ハイブリッド型のドライバーユニットを採用>

アクティブノイズキャンセリング機能は、最大で42dBまでのノイズカットが可能ということで、数値上は高性能に見える。マルチモード対応で、環境に合わせたノイズキャンセリング設定で動かすことができる。最大42dBまで最大限ノイズをカットできる「ディープモード」の他、「マイルドモード」「Wind Noise Reductionモード」「スマートモード」「ボーカルエンハンスモード」、そして外音取り込みモードである「環境パスモード」がある。

ノイズキャンセリング機能は複数モードを搭載し、最大で42dBまでのカットが可能とされる
<▲画像:ノイズキャンセリング機能は複数モードを搭載し、最大で42dBまでのカットが可能とされる>

スマートフォンとの組み合わせの際に、音声通話をクリアに行えるよう、片側3個、合計6個搭載されたマイクとAIによって周囲のノイズをフィルタリングしてクリアな通話品質を実現するという。

合計6つのマイクによってクリアな通話品質を実現したとされる
<▲画像:合計6つのマイクによってクリアな通話品質を実現したとされる>

なお、Bluetoothは5.2対応で、コーデックはSBC、AAC、LDACに対応している。

下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。


情報元、参考リンク
Amazon.co.jp/1MORE EVO製品ページ
1MORE公式サイト

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