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スマホ値上げの兆し? 「REDMAGIC 7」が約1割値上げへ!

ZTE傘下のNubia Technology(以下、ヌビア)が手掛ける最新のゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 7」はすでに日本市場に投入済みだが、日本での販売代理店をつとめるNLNテクノロジーは26日、REDMAGIC 7の価格改定予定を明らかにした。改定日は5月9日で、メモリ12GBモデルは91,000円(税込、以下同)から99,000円に、18GBモデルは116,000円から128,000円になる。さらに、REDMAGIC 7用の専用アクセサリーも値上げされる。

REDMAGIC 7
<▲画像:REDMAGIC 7>

今回のREDMAGIC 7本体と専用アクセサリーの値上げの理由は昨今の急激な為替レートの変動だという。

REDMAGIC 7の特徴
<▲画像:REDMAGIC 7の特徴>

ただし、影響を受けている為替レートの変動は、日本円と米ドル間ではなく、中国人民元と米ドル間の為替レート。

ここ1カ月間で人民元安ドル高が急激に進んでいる。円安ドル高と同じような状況だが、その要因は異なる。米国の金融政策の影響を受けている点は同じだが、中国については「ゼロコロナ」を目指して上海を始めとする複数都市でロックダウンを行うなどの厳しい対策が長期化していることが大きいようだ。

ヌビアでは本体価格維持のために生産性向上等、あらゆる面で合理化を図り、コストアップを吸収すべく努力を続けているというが、それにも限界があり、最終的に価格維持が困難になり、それは日本での販売価格にも影響を及ぼし、今回の価格改定に至った。

今回はヌビアのREDMAGIC 7の話だが、不安なのは他のメーカーの製品の今後の価格設定や改定だ。

そもそも半導体不足の状況すら解消されていない。その中でロシアがウクライナへ侵攻し、ロシア、ウクライナからの希ガス等の調達も平時のようには行かなくなっているものと見られ、さらには燃料代高騰による輸送費の高騰、各国での電気代の高騰も無視できない。それらに留まらず為替レートの急激な変動もある。値上げ要因には事欠かない。

現時点では日本市場のスマートフォンには極端な値上げの傾向は見られていないが、今後が非常に気になるところだ。

なお、話をREDMAGIC 7を戻すと、今回の価格改定内容は下記の通りだ。

REDMAGIC 7シリーズの価格改定表
<▲画像:REDMAGIC 7シリーズの価格改定表>


冒頭で述べたように、価格改定日は5月9日なので、それまでの間は現行価格での購入が可能。Amazon.co.jpなどでの販売価格も4月27日時点では旧価格のままとなっている。


情報元、参考リンク
REDMAGIC公式サイト
Amazon/REDMAGIC 7(12GBモデル)
Amazon/REDMAGIC 7(18GBモデル)
HISモバイル公式サイト

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