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GoogleがマクラーレンF1と複数年のパートナーシップ締結。「android」がマシンに描かれ可愛らしく

米Googleは英McLaren Racing(マクラーレン・レーシング)と複数年に及ぶパートナーシップを締結した。マクラーレン・レーシングが英国時間16日に公表した。

マクラーレンF1チームのマシンに「android」のロゴとマスコットキャラクターが描かれている
<▲画像:マクラーレンF1チームのマシンに「android」のロゴとマスコットキャラクターが描かれている>

18日に開幕する2022年シーズンのF1世界選手権に参戦するマクラーレンF1チームのマシンには「Android」のロゴとマスコットキャラクターがエンジンカバーに描かれる他、今シーズンのF1から導入されるホイールカバーをマクラーレンはGoogleのコーポレートカラーで彩る。

パパイヤオレンジカラーに戻ってからのマクラーレンのマシンは比較的明るいデザインだが、今シーズンのマシン「MCL36」の鮮やかさは特に際立つ。

走行中のホイールカバーは明らかにGoogleを想起させるし、エンジンカバーには日本では通称「ドロイドくん」と呼ばれるAndroidのマスコットキャラクターが描かれ、可愛らしさを与えるマシンに変化した。

Googleのコーポレートカラーで彩られたホイールカバー
<▲画像:Googleのコーポレートカラーで彩られたホイールカバー>

また、マクラーレンF1チームには5Gに対応するAndroid端末が提供される他、Googleのサービス/デバイスがチームとドライバーをサポートするという。F1だけでなくエクストリームEに参戦するマクラーレンチームのマシン、ドライバーのレーシングスーツなどにもGoogleのロゴは掲載される。

今シーズンのF1は18日にバーレーンで開幕する。今年のマシンは大型のレギュレーション変更によって根本的に生まれ変わった。勢力図の変動も予想され、オフシーズンに行われた2回の合同テストではPU(パワーユニット)の進化が見られたフェラーリ、アルファロメオ、ハースといったフェラーリPU勢が2021年シーズンよりも相対的に競争力を増している印象を受けた。

そしてワークス体制でのPU供給からは撤退したホンダだが、今年もホンダが開発・製造するPUを引き続き搭載するレッドブル・レーシングのマシンとマックス・フェルスタッペンも好調さが伺えた。

一方、昨シーズンのドライバーズタイトルは逃したもののコンストラクターズタイトルは獲得したメルセデスF1チームはポーポイズ現象と呼ばれるバウンド現象に他チームより苦しんでいる様子で、序盤戦は苦労する可能性も指摘されている。

そのメルセデスのPUを積むマクラーレンF1チームはポーポイズ現象には苦しんでいないものの、フロントのブレーキに技術的な問題を抱え、トータルでの走行時間が短かった上、ダニエル・リカルドが新型コロナウイルスに感染するなど、やや難しいスタートを切ってしまった。

とはいえ、スポンサー獲得は好調なようだし、マシンの競争力はありそうだし、ランド・ノリスは複数年の契約延長も結び、更なる飛躍が期待される。

日本のファンとしてはやはり角田選手が2年目を迎えるアルファタウリ、そして念願のドライバーズタイトルを獲得したマックス・フェルスタッペン擁するレッドブル・レーシングといったホンダ勢の活躍を期待するところ。

なお、今シーズンのF1は「DAZN」と「フジテレビNEXT」(フジテレビNEXTsmart含む)で配信/中継される。

新規加入の場合は「フジテレビNEXTsmart」の方が月額1,320円(税込、以下同)と安いが、「DAZN」は「FIA F3」「FIA F2」も配信したり、4画面分割スタイルでの視聴も可能だったり、一定期間の見逃し配信もあるなど、それぞれ異なる魅力がある。


情報元、参考リンク
McLaren Racing/プレスリリース
DAZN for docomo公式サイト
DAZN公式サイト
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