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ソフトバンクとワイモバイルがメルアド持ち運びサービスを提供開始。ドコモ、au含めて先行キャリア出揃う

ソフトバンクは20日、「SoftBank(ソフトバンク)」と「Y!mobile(ワイモバイル)」で提供中のメールアドレスを、回線契約を終了した後でも利用できるようにするサービス「メールアドレス持ち運び」を提供開始した。同種のサービスはNTT(以下、ドコモ)は16日auは20日から提供開始していて、今回のソフトバンク/ワイモバイルの対応によって楽天モバイル以外の通信キャリアのメールアドレス持ち運びサービスが出揃ったことになる。

メールアドレス持ち運び
<▲図:「メールアドレス持ち運び」の対象アドレス>

なお、楽天モバイルはまずはキャリアメールサービスの提供に向けた準備を進めている。

通信キャリアを乗り換えたり、解約したとしてもそれまで使っていたメールアドレスを継続利用できるため、キャリアドメインのメールアドレスをメインのメールサービスとして使っている方など、アドレスを捨てられない場合でも他キャリアや格安SIMなどへ乗り換えられるようになるので、メールアドレスの持ち運びサービスは乗り換えの際の壁を一つ取り払うものとして期待されている。

ただし、料金は3社で微妙に異なる。

ドコモとauは月額330円(税込、以下同)で同じだが、ソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」サービスは当面は年額払いのみとなっている。年額で3,300円なので、月換算すると275円となり、ドコモ、auよりも安価だが、月額払いを希望する方も多いと思うので、その選択肢が今のところ無いというのはやや残念だ。しかし、ソフトバンクも2022年夏以降に月額払いにも対応予定で、その場合は月額330円になる。

ソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」サービスを利用するには、ソフトバンク/ワイモバイルの回線契約が終了した日から起算して31日以内に申し込む必要がある。申込期限がある点には注意が必要だ。申込が完了すれば、後は一般のメールアプリやメールサービスなどで設定すれば、それまでのメールアドレスでのメールの送受信ができる。

詳細はソフトバンク、ワイモバイルそれぞれ下記リンク先のサービスページで確認できる。

情報元、参考リンク
ソフトバンク/プレスリリース
ソフトバンク/「メールアドレス持ち運び」ページ
ワイモバイル/「メールアドレス持ち運び」ページ

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