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au解約後もau、ezwebアドレスを継続利用できる「auメール持ち運び」が提供へ。povo、UQモバイル、他社移行後も利用可能

KDDI、沖縄セルラーは15日、auのメールアドレス(「@au.com」、「@ezweb.ne.jp」)を「povo」や「UQ mobile」への移行後、他社への乗り換え後(MNP)などau回線の解約後でも継続利用できるようにするサービス「auメール持ち運び」を20日より提供開始すると発表した。同種のサービスはNTTドコモが16日から「ドコモメール持ち運び」として提供開始予定で、ソフトバンクは年内に提供予定としている。

<▲:「auメール持ち運び」が2021年12月20日に登場へ>

「auメール持ち運び」を利用すれば、今まで使ってきたauドメイン、ezwebドメインのメールアドレスをau回線に縛られず使い続けられるので、povo、UQ mobile、他社への移行の壁が一つ減ることになる。

ただし、無料ではなく有料。月額330円(税込、以下)かかる点には注意して欲しい。料金は「ドコモメール持ち運び」も同額だ。

注意したいのはすでにpovo、UQ mobileに移行済みの方は利用できないという点。KDDIが提供するサービスであってもキャリアメールサービスを利用できないpovoの場合は、新たにauドメインのメールアドレスを取得できないためだ。そのため、povoでauドメインのメールアドレスを利用するには、先にauの通常プランに加入してメールアドレスを取得し、その後にpovoへ乗り換えると共に「auメール持ち運び」を申し込む必要がある。

具体的なサービス提供条件は下記の通りだ。

  1. au解約後31日以内に申し込むこと
  2. au回線契約にもとづき発行されたau IDを持っていること

なお、メールの保存容量は最大400MB/5,000件で、保存期限自体は無期限となっている。しかし、「au Webメール」登録済みかつ、「auスマートパスプレミアム」「auスマートパス」に継続加入する場合は1GB/20,000件。

また、「迷惑メールフィルター」「自動転送」機能も利用できる。

<▲図:「auメール持ち運び」の特長(公式ページより)>


情報元、参考リンク
「auメール持ち運び」公式ページ
KDDI/プレスリリース

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