Androidニュース&アプリ情報メディア

新着

5/recent/ticker-posts
OCNモバイルONE

KDDIが移動に強くセンチメートル単位の高精度の位置測位サービス提供に向けて米Swiftと提携

KDDIは19日、米Swift Navigation Inc.(以下、Swift)と業務提携契約を締結したと発表した。Swiftは、米国のGPS、日本の準天頂衛星システム(QZSS)など複数の衛星信号を用いたリアルタイムの位置測位や「PPP-RTK方式」(後述参照)のクラウド高精度測位サービス「SKYLARK」を展開している企業。

<▲図:KDDIが米Swiftと提携>

今回KDDIはSwiftと提携したことで、2022年春をめどに高速移動に強く、かつセンチメートル(cm)単位に対応した「PPP-RTK方式」による高精度の位置測位サービスを日本で提供開始するという。そのための電子基準点(測位に活用する地上設置の基準局)も今年の12月までに全国に設置する予定。

さて、二度出てきた「PPP-RTK方式」だが、「PPP方式」と「RTK方式」の良いところ取りをした新しい測位技術のこと。では「PPP方式」と「RTK方式」は? というと、「PPP方式」は「Precise Point Positioning」の頭文字をとった方式で、基準点を使わずに搬送波位相のみで測位するもの。地上に基準点、すなわち基準局を設置する必要がなく、衛星のみで測位できることもありカバー範囲が広い。一方の「RTK方式」は「Real Time Kinematic」の頭文字から取った方式で、地上に設置した基準局で受信した信号を活用して位置情報を補正することで非常に高い精度で測位を行うことのできるもの。しかし、基準局の設置が必須なので、カバーエリアが狭い。

そして「PPP-RTK方式」では、「PPP方式」による広範囲のカバー能力と、「RTK方式」の測位精度の高さ、両方の強みを持ち合わせ、移動性を高めた新しい高精度測位方式とされている。

<▲図:「SKYLARK」サービスの概要>

単純な「RTK方式」と比べて10分の1以下の数の電子基準点の設置でエリアカバーができることも魅力で、KDDIは、この基準点の設置を年内に行うという。

KDDIは、「PPP-RTK方式」による高精度の位置測位サービスをスマホはもちろん、自動運転車、マイクロモビリティ、各種IoTなど、様々な用途を想定して開発・準備を進めているという。

情報元、参考リンク
KDDI/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件