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LGがスマホ等のモバイル事業から撤退と発表!端末やオプション品はいつまで購入できるのか? アフターサービスやアップデートの提供は? 各種疑問への回答も案内

LGエレクトロニクスは5日、モバイル事業(スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォンなど)を終了すると発表した。これは日本市場も含めて全世界に向けたもので、同社は携帯電話端末の開発・製造、販売から完全に撤退する。同社にはモバイル事業を他社に売却する交渉を行っているとの報道もあったが、最終的には売却ではなく撤退、すなわち事業を閉鎖し、リソースは社内で再配置することになるという。


気になるのは現在販売されている製品、既存ユーザーへのアフターサービス、ソフトウェアアップデート/OSアップデートの提供等、様々な面に及ぶが、それらについても公式に案内が出されているので確認していこう。

まず、既存製品に関してはメーカー在庫、流通在庫は今後も継続販売され、端末の生産も5月中は行われるという。しかし、事業閉鎖は7月31日を目途に完了予定なので、短期間で瞬く間に事業を畳むことになるようだ。

LGエレクトロニクスは意外と独創的な製品も数多く作っているし、オーソドックスで使いやすい端末もあったが、幾分地味な印象だったことは否めず、昨今の中国メーカーの台頭もあり、モバイル事業に危険信号が灯っていたことは傍目からも見えていたように思う。実際、モバイル事業の売却、撤退の噂は過去に何度か報道されている。とはいえ、長年Androidスマートフォン/タブレット等を手掛けてきたメーカーが一社減るのは本当に残念だ。

なお、モバイル事業において扱っていた「Tone Free」「ワイヤレススピーカー」など一部の製品は今後も開発と販売を続けるという。

現在、日本市場において通信キャリアの公式通販サイトで取り扱われているスマートフォンは下記の通り。


今後購入者が集まってすぐに売り切れてしまうのか、その逆で売れ残るのか、全く分からないし、大幅割引キャンペーンなどが実施されるのかも不明だ。いずれにしても、購入を検討していた方は、要注意だろうし、情報をこまめにチェックする必要があるだろう。早く注文するのがベストなのか、それともアフターサービス等に不安を感じて購入を止めるのか、ひとまず割引等のセールを期待して待つか、判断は難しい。

以下、既存ユーザーが気になるであろう主な質問とその回答の概要を掲載したい。

製品はいつまで購入できるか?

スマートフォン等のモバイル製品は店舗の流通状況によって一定期間購入は可能だという。バッテリー、充電器、電源ケーブル、イヤホンなどの消耗品に関しても基本的には取扱説明書記載の「補修用性能部品の最低保有期間」に限り購入可能になるよう努力する、とされている。しかし、気になるのは「努力」という言葉だ。バッテリー等、今後必要になりそうな消耗品がある方は、できるだけ早めに購入した方がいいかもしれない。また、ケースなどのメーカー純正アクセサリーの場合は「メーカー在庫がなくなった後の提供は難しいこともある点、ご了承ください」とされており、こちらもまた早期購入が肝要かもしれない。

アフターサービスはいつまで受けられるのか?

モバイル事業終了後もサービスセンターは継続運営され、通信キャリアによる窓口も継続予定とのこと。取扱説明書に記載のある補修用性能部品の最低保有期間については、アフターサービスの提供及び修理部品供給に最善の努力を尽くす、とされている。

今後のOSアップグレードの提供は?

対象モデルに対しては該当通信事業者と協議の上、提供する予定だとされている。
また、これは8日に追加発表された内容だが、グローバルモデルに関しては2019年以降発売の「VELVET」「V」「G」「Wing」シリーズに対しては最大3回のOSアップデートを、「Stylo」「K」シリーズなど2020年発売の一部機種には2回の提供を保証するとされている(詳細はこちらの記事参照)。「LG VELVET」「LG V60 ThinQ 5G」は通信事業者との協議次第だろうが、今後のOSアップデート提供の可能性はあるかもしれない。

今後のセキュリティアップデート等は?

セキュリティアップデート、品質安定化アップデートなどに関しては今後も継続提供されるようだ。

LG製のアプリやサービスはいつまで使えるのか?

モバイル事業終了に伴い一部のサービスは終了となる。しかし、多くのアプリ/サービスに関しては、従来と同じガイドラインのもとアップデートを提供し、不便なく使えるように対応する予定だとされている。万一変更が発生する場合には、十分な日程をもって事前告知するとのこと。なお、現時点では「Qレンズ」、そして2019年以前発売モデルのPC向けツールPC Suite / LG Mirror Drive(※基本機能は継続利用可能)は提供終了となることが明らかにされている。

LG製の家電などとの連携アプリ「ThinQアプリ」は今後も使えるか?

今後も継続提供予定。

「LGヘルス」「LGメモ」などに保存している自分の情報は他のアプリへ移行できるか?

LGヘルスアプリのデータの移行は難しい。LGメモのデータは共有機能を使って他のアプリへの移行が可能だとされている。

個人情報は破棄されるのか?

個人情報は各サービスの約款で定められた保有期間内のみ維持し、期間終了後には安全に破棄するという。

情報元、参考リンク
LGエレクトロニクス/プレスリリース
ドコモオンラインショップ
ソフトバンクオンラインショップ
ワイモバイルオンラインストア

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    Android端末を長年開発・製造してきたメーカーが減るというのは残念ですね……。XiaomiやOPPOなどのコストパフォーマンスに優れる製品の台頭を見ると、厳しさを増していたのは想像できますが、それでも残念ですね。私が最初に使ったLGのAndroid端末はNVIDIAのTegra2を積んでいたOptimus Padですが、あれも良かった気がします。結構普通に長く使って、最終的には電源が落ちて入らなくなったのかな、覚えてませんが壊れたような……。でも当時、まともなAndroid端末って根本的に少なかったんですよね。だから貴重だったような……。あまりに昔過ぎて覚えてなくてすみません。

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