<▲図:AQUOS sense4 basic。左から順にライトカッパー、ブラック、シルバー> |
12月20日までに購入し、キャンペーンに応募した方全員に3,000円相当の「PayPayボーナス」がプレゼントされるキャンペーンが実施されるので、若干出費を回収できる。
今回登場するAQUOS sense4 basicは、中間スペック帯の機種向けのCPU「Qualcomm Snapdragon 720G」を搭載する点が大きな特徴だ。
今冬・来春モデルにおける5Gスマートフォンでは、中間スペックの製品は「Qualcomm Snapdragon 765G」を採用する例が多い。AQUOS sense4 basicは5G非対応の4Gスマートフォンで、Snapdragon 720GはSnapdragon 765Gほどではないものの、かなり近いレベルの処理性能を持つ。すなわち、エントリークラスの製品と比べると明らかに優れる性能を持ちつつ、価格も抑えられる、バランスに優れているのが魅力だ。
欲を言えば、メモリが3GBではなく4GBあれば、といったところだが、CPUパワーが不足すると負荷の高いアプリが根本的にまともに動かせないので、シャープは設計の際にコストとのバランスの兼ね合いの中で、CPUを優先してメモリを妥協する判断を下したのだろう。そして、それは多くのユーザーにとっては良い選択だと思う。
また、ストレージは64GBだ。こちらも多くのユーザーには十分だと思う。
また、バッテリー容量が4,570mAhと、ボディサイズの割に、かなり大容量なのも特徴だ。AQUOS senes4 basicのボディサイズは約148 x 71 x 8.9mm、ディスプレイサイズは約5.8インチと、やや小振りなので、一般的にはここまでの大容量バッテリーは搭載されない。にもかかわらずの大容量なので、長時間の電池持ちが期待でき、実際に一般的な使い方での1週間程度の電池持ちがアピールされている。
しかし、大容量バッテリーを搭載することで重さは増している。サイズの割に重い、約176gだ。
純粋に重さだけ見ると、176gは片手で長時間持つには厳しいレベル。しかし、AQUOS sense4 basicの場合はサイズが小さいため、手に収まる範囲が広く、形状も角が丸みを帯びていて、手に優しい。そのため、実際にはあまり負担にはならなそうだ。
ディスプレイは5.8インチサイズで2,280 x 1,080ドットのIGZO液晶で、もちろん省エネ性能に優れる。
バッテリーに関しては「インテリジェントチャージ」機能に対応するため、充電の繰り返しによるバッテリーの劣化をある程度抑えることも可能となっている。この点も、ゲームアプリを日々長時間プレイする方などにとっては非常に大きな魅力となりそうだ。
また、防水・防塵、おサイフケータイにも対応する。
モバイル通信はLTEでは下り最大250Mbps、上り最大46Mbpsに対応し、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.1対応だ。OSはAndroid 10となっている。
カメラは背面に1200万画素と800万画素の構成のデュアルカメラを、前面には800万画素のサブカメラを搭載する。
カラーバリエーションはライトカッパー、ブラック、シルバーの3色だ。
最終的には価格次第だが、かなり注目の機種であることは確かだ。実際、5GスマホではSnapdragon 765Gで、4Gスマホでは720Gで十分だというユーザーが、本当にほとんどではないかと思う。AQUOS sense4 basicも相当売れるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
・ワイモバイルオンラインストア
・ワイモバイル/プレスリリース