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シャープが人気のsenseシリーズ新機種「AQUOS sense4」と「AQUOS sense4 plus」を発表!

シャープは11日、Android搭載スマートフォン「AQUOS」シリーズの新製品を4機種発表した。「AQUOS sense4」「AQUOS sense4 plus」、そして次世代通信サービスである5Gに対応する2機種「AQUOS zero5G basic」「AQUOS sense5G」だ。各機種の取材レポート記事は後ほど公開予定だ。本記事ではまずは概要を紹介したい。

<▲図:AQUOS sense4(左)とAQUOS sense4 plus>

本記事では4GスマートフォンであるAQUOS sense4とAQUOS sense4 plusを見ていきたい。5G対応の2機種は別記事で紹介する。

AQUOS senseシリーズは、今や広く知られる存在となってきた人気シリーズで、過去の製品はいずれもヒットしている。前シリーズにあたる「AQUOS sense3」も大ヒットした。このシリーズは、中間的なスペックに中間的な価格のミドルエンド市場において、全体的な仕上がりの良さなどから人気を集めている。しかも、近年のシャープ製品はAndriod OSのアップデートもしっかりと提供してくれるため、その点の安心感も大きい。

そしてスペックに関しても、AQUOS senseシリーズの性能で十分だというユーザーは非常に多いはずで、そうしたユーザーの大部分にとって有力な選択肢になっているのがAQUOS senseだ。

その人気シリーズの最新モデルがAQUOS sense4とAQUOS sense4 plusだ。

ただし今回のAQUOS sense4とAQUOS sense4 plusにはスペック上、大きな違いがみられるので注意して欲しい。AQUOS sense4 plusはAQUOS sense4の画面を大きくし、ほんの少しスペックを上げただけ、という製品ではなく、かなり上がっている。特にメモリが4GBから8GBに倍増されているので、ゲームアプリを日々遊ぶような方にはAQUOS sense4 plusの方が明らかにお勧めだ。一方で、ディスプレイサイズがAQUOS sense4は5.8インチなのに対してAQUOS sense4 plusは6.7インチとかなり大型なので、ポケットからはみ出かねないサイズとなっていることには注意したい。

なお、両機種とも今秋・今冬モデルとして市場投入される予定だが、現時点ではどの通信キャリアが取り扱うのかは明らかにされていない。とはいえ、過去の例をみるに、複数の通信キャリアから発売になると推測される。


<AQUOS sense4>

<▲図:AQUOS sense4>

AQUOS sense4は、4,750mAhと、このサイズ帯のスマートフォンとしては大容量のバッテリーを搭載し、IGZO液晶の省エネ性能のおかげもあって、使用状況次第ではあるが約1週間の電池持ちを実現したとされる点と、CPUの処理性能が昨年モデルの「AQUOS sense3」と比べて約2.2倍に向上している点が特徴だ。

OSはAndroid 10で、ディスプレイは約5.8インチで解像度がフルHD+(2,280 x 1,080ドット)のIGZO液晶。

本体サイズは約148 x 71 x 8.9mm、重さは約176g(※現時点での暫定値)と、十分に取り扱い易いサイズに収まっている。

CPUはQualcomm Snapdragon 720G(2.3GHz + 1.8GHzのオクタコア)で、メモリは4GB、ストレージは64GB。

カメラは前面のインカメラは約800万画素のシングルカメラだが、背面のメインカメラは標準カメラ、広角カメラ、望遠カメラによるトリプルカメラ構成となっている。AIが人を認識すると自動的に肌の質感や色味を調整する機能などもあるし、夜景や料理、花などシーンや被写体に応じて撮影モードを自動で選択してくれるので、手軽にクオリティの高い写真を撮影できる。

また、本体は防水・防塵仕様で、おサイフケータイ対応、生体認証は顔認証と指紋認証に対応している。



<AQUOS sense4 plus>

<▲図:AQUOS sense4 plus>

AQUOS sense4 plusは、先ほども述べたようにディスプレイが6.7インチと大きく、解像度はフルHD+(2,400 x 1,080ドット)。6.7インチというサイズはAQUOSシリーズでは過去最大。大型の機種を好む方には待望の機種かもしれない。液晶テレビのAQUOSで培われた高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」によって明るく鮮やかな映像表現ができるとされている上、AQUOS senseシリーズとしては初となる90Hz駆動に対応し、タッチ検出も120Hzと、高速ディスプレイによってゲーミング用途にも向いている。

CPUはQualcomm Snapdragon 720GでAQUOS sense4と同じだが、メモリは8GBでストレージは128GBと、どちらも2倍だ。OSは同じくAndroid 10。

本体サイズは約166 x 78 x 8.8mmで、重さは約198g(※暫定値)と、どうしてもディスプレイが大きい分、サイズも大きいので、その点には注意が必要だ。また、バッテリー容量に関しては逆転していて、AQUOS sense4 plusの方が少なく、4,120mAhとなっている。実際に使ってみないことには分からないが、AQUOS sense4の方が電池持ちは長いと考えられる。

顔認証、指紋認証、防水・防塵、おサイフケータイ対応などはAQUOS senes4と同じだが、カメラはAQUOS sense4よりもグレードアップされている。

前面のインカメラがデュアルカメラ仕様、背面のメインカメラが4眼カメラ仕様となっている。標準、広角、マクロに加えて深度センサーを搭載している。

AQUOS sense4よりもハイスペックなので、価格も上だと思うが、差額次第ではAQUOS sense4 plusも相当売れるかもしれない。

いずれにしても楽しみな新機種の登場が待ち遠しい。

【情報元、参考リンク】
シャープ/プレスリリース12
ドコモオンラインショップ
au Online Shop
ソフトバンクオンラインショップ

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