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<▲図:Xperia以外のスマホでもPS4リモートプレイが可能に!> |
今回のアップデートによって、PS4リモートプレイはWindows PC、Mac、Xperia、Android、iOSと、パソコン、スマートフォン、タブレットの主要プラットフォームを全てサポートし終えたことになる。PS4リモートプレイを使ったことがない方はこの機会に試してみよう! とても便利だ。
筆者は普段からパソコンでのPS4リモートプレイを利用している。家の中のどの部屋でもPS4をプレイできてとても便利だからだ。パソコンに「DUALSHOCK 4」をUSBケーブルで接続してプレイできる。さすがに外出先ではWi-Fi環境がないとデータ通信量が膨大なので厳しいが、リモートプレイのクオリティは外でも全く問題ない。そのため、スマートフォンで大容量データプランに加入している方の場合は意外とプレイできると思うし、「WiMAX 2+」のように月間データ量上限のないプランのあるサービスならば、かなり自由にプレイできる。それこそモンハンを外出先で長時間プレイすることもできる(リモートプレイでも問題なく他のプレイヤーとのオンラインプレイも可能)。
さて、AndroidでのPS4リモートプレイに話を戻すと、まずはPS4のアップデートを行い、バージョン7.00にする。
続いてAndroid 5.0以降のOSを搭載するスマートフォンやタブレットにGoogle Playから「PS4 Remote Play」アプリをインストールする。アプリをインストールしたら、PSNアカウントでログインするだけでリモートプレイできる。もちろんPS4は電源が入っている必要がある。また、スタンバイ状態のPS4をスマートフォンからリモートで電源を入れてリモートプレイに移行することもできるが、リモートプレイ機器から電源を入れるには省電力設定での設定が必要なので、詳しくは公式サイトを確認して欲しい。
また、リモートプレイの映像品質は「解像度」と「フレームレート」を設定できる。解像度は「低(360p)」「標準(540p)」「高(720p)」「最高(1080p)」から選べる。標準画質はゲーム内の文字が小さいとかなり見にくいので、できれば720pをオススメしたい。1080pはPS4 Proでないと選択できない。フレームレートは「高」の方が良いが、「標準」でも多くのゲームでは問題ない。モンハンも基本的には標準で問題ないので、標準をオススメする。というのも、高の場合は回線速度が遅くなると不安定になりがちだからだ。標準だと回線速度が多少落ちたり不安定になってもプレイ自体は安定してできる。
なお、残念ながら「DUALSHOCK 4」はAndroid 10以降のOSを搭載する端末でないと利用できない。掲載写真のようにUSBケーブルで繋いだとしてもAndroid 9以下のOSだと利用できない。一方、Android 10以降のOSを搭載する端末の場合はスマートフォンとDUALSHOCK 4をBluetoothで接続できてしまうので、とても便利だ。
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<▲図:残念ながら現時点ではDUALSHOCK 4はAndroid 10未満のOSでは利用できない> |
DUALSHOCK 4を使えないと画面のタッチ操作でプレイすることになるが、掲載写真を見て分かるように、「L1」「L2」「R1」「R2」が使いにくいので、正直な話、アクションゲームは厳しい。そのため、せっかく記事にしたが、実のところAndroid 9以下のOSを搭載するスマートフォンでのPS4リモートプレイは操作が激しくないゲームに限定されてしまうと思う。
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<▲図:ソフトウェアパッドでの操作方法について> |
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<▲図:縦画面にしたところ> |
欲を言えば、今後のアップデートでAndroid 9以下のOSでもDUALSHOCK 4をサポートして欲しいところ。
「PS4 Remote Play」アプリは下記リンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・PS4リモートプレイ公式サイト