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ホンダが本格的通信機能を利用できる「Honda CONNECT」を発表!新型フィットから搭載へ!スマホから各種遠隔操作できたり事故時の拡張サポートなど

本田技研工業(以下、ホンダ)は23日、2020年2月発売予定の新型「FIT(フィット)」とホンダ車専用の車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」及び最新のコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」を発表した。

<▲図:2020年2月登場予定の新型フィット>

Honda Total Care プレミアムはHonda CONNECT搭載車専用のサービスとなり、まずは新型フィットから対応し、その後発売される新型車、フルモデルチェンジ車が順次対応していく予定。

すでに既存のホンダ純正ナビでもGoogleの「Android Auto」やAppleの「Car Play」を使ってのナビゲーションや携帯電話利用ができるので、スマートフォンとの連携は実現しているが、新たに登場するHonda CENNECT搭載車ではそうしたナビゲーション関係やスマートフォン内のオーディオデータ/アプリ/サービスなどとの連携だけでなく、クルマの各種電装機器との接続が行われる。

例えば、スマートフォンからクルマのエアコンを遠隔で操作したり、ドアロックの操作を離れた場所から行ったり、クルマの駐車位置を確認するようなことができるようになる。また、通知機能を活用し、ドアロックをし忘れたらスマートフォンに通知を送るようなこともできる。

エアコンについては例えば出掛ける10分前などに遠隔操作でスマートフォンからエアコンを入れておくことで乗車時に適温にしておくと便利だろう。とはいえ、さすがに長い時間エアコンを掛けてしまうとバッテリーの減りが気になるものの、気を付ければいいだけなので、とても便利だ。

そしてHonda Total Care プレミアムでは、現在提供中の緊急サポートセンターが進化し、事故などの緊急時にはクルマ自体が緊急サポートセンターと通信し、車両情報や位置情報をオペレーターを通じて警察、消防、保険会社へ一括して連絡することで、迅速で的確なサポートが可能になるとしている。

また、クルマに搭載したセキュリティアラームが作動した際にはスマートフォンへ通知を届けるとともに、ALSOK(綜合警備保障)のガードマンを現場に急行してもらうことまでできる。ただし、ガードマンの派遣に関しては追加オプションサービスとなっているので、申し込まないと利用できない。

少々残念なのはHonda Total Care プレミアムは月額課金制の有料サービスだという点。月単位での利用が可能なので、使いたい時だけ加入する、という利用法でも問題ないようだが、大抵の方は一度加入したらそのまま継続すると思う。そうなると、毎月料金がかかるというのは嬉しい話ではない。とはいえ、初回申込時は一定期間無料試用できるとのことで、その間にサービスを継続利用するかどうか判断すればいいだろう。

なお、冒頭で触れたようにHonda CONNECT及びHonda Total Care プレミアムに最初に対応する新型フィットは2020年2月発売予定。

10月25日から11月4日までの間、一般公開される「東京モーターショー」のHondaブースで展示されるので、関心がある方は足を運んで実際に確認してみよう。

【情報元、参考リンク】
ホンダ/プレスリリース12

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