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充電不能・起動しない古い端末を復活させる「復活!あの頃ケータイ」が全国のドコモショップで9月に実施!他社製品もOK

NTTドコモ(以下、ドコモ)は30日、充電できずに電源を入れることすらできなくなった携帯電話を再び充電できるようにすることで、保存されているデータをよみがえらせる「復活!あの頃ケータイ」を全国のドコモショップで9月1日より実施すると発表した。

<▲写真:電池パック診断ツール>

東海地区において昨年7月より先行実施されていた企画だが、それが全国の店舗に拡大されることになった。

昔の携帯電話を復活させて写真やメールなどのデータを再び見られる状態にしてくれる企画はKDDI(au)が2016年から何度か実施して好評を博しているが、今回のドコモの内容も基本的な部分は同じ。大きな違いは、今回の企画が一部のショップだけでなく全国のドコモショップで実施されるという点だろう。

ただし、いきなり来店せずに事前に来店予約をすることが勧められている。また、受付の際に来店者自身の携帯電話であるかどうかを確認するために本人確認が必須となっている。また、復活させる際に使う電池パックの診断ツールのメンテナンスなどによってすぐに受付できない場合もあるという。

具体的に対象となるのは、電池パックを取り外し可能な携帯電話ということで、必ずしもドコモの端末でなくてもいいという。しかも、現在ドコモのユーザーである必要もない。それでも料金は無料だ。

とはいえ、先ほど軽く触れたように、電池パック診断ツールを使うため、このツールで対応できない端末については受付対象外になるという。また、電池パックに膨張・変形・歪み・破損・腐食が見られる場合も受付対象外になる。膨張に関しては結構多いかもしれないので、その場合は諦めざるを得ない。しかし、全く膨張していない場合ももちろん多いと思うので、それなら問題ないだろう。

長期間使わないでいると電池パックは予め定められた容量を超えて放電してしまい、電池容量の低下や、異常発熱・発火に繋がる恐れがあるため、過放電しないようにロックが掛かってしまう場合がある。そうなってしまった電池パックのロックを解除することで復元・充電な状態とする。その結果、携帯電話の電源が再び入るようになる。

およそ約15分から20分程度待てば端末を起動させられる状態にできるようだ。

<▲図:店頭での流れ>

また、電池パック診断ツールのほか、「スマホ診断アプリ」「診断ツールアプリ」などを活用することで、今使っている携帯電話のバッテリーの容量、性能について調べることもできるという。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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