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Googleからスマートディスプレイ「Nest Hub(ネストハブ)」が登場!15120円で6月12日に日本で発売!

グーグルは5日、「画面付きのスマートスピーカー」や「スマートディスプレイ」などと呼ばれるジャンルの製品「Google Nest Hub」(グーグル ネスト ハブ)を日本市場で12日に発売すると発表した(※昨年米国で初めて発表された時は「Google Home Hub」というブランドだったが今年名称変更されて「Google Nest Hub」になった)。

<▲図:Google Nest Hub>

発売日は12日だが、すでに取扱店では予約受付が始まっている。取扱店はGoogleストアの他、家電量販店等で、価格は15,120円(税込)だ。なお、Google Nest Hubに搭載されているディスプレイサイズは7インチだが、実は若干大きな10インチのディスプレイを搭載するモデル「Google Nest Hub Max」もある。しかし、今のところ日本市場での10インチモデルの発売は未定だ。

スマートディスプレイはGoogleだけでなくAmazon、LINEなども手掛けており、徐々に製品が増えてきているが、現時点では個人的にはタブレットと比べてどうなの? と思わなくもない。ただ、新しい市場の最初の製品は得てしてそういうこともあるので、第一弾の製品は致し方ないようにも思う。ただ、出力が低いスピーカーが基本のタブレットと比べて、より高出力のスピーカーを搭載し、音声入力を主な操作に据えて高度なマイク/音声入力機能を備えるスマートディスプレイは、タブレットとは異なる魅力を持っていることも確かだ。

普段スマートスピーカーの「Google Home」を使っていて、「音だけでは不足、画面表示もあれば」と思うシーンが何度かあったような方にはGoogle Nest Hubは適した製品だと言えるはずだ。

実際、天気予報、料理のレシピなどでは画面表示してくれるのは便利だし、スケジュールもアラーム/時計も表示がある方が便利なのも確かだ。

他にもYouTube、Hulu、U-NEXT、ビデオパスなどの動画配信サービスの利用もできるので、ちょっと動画を視聴する、という用途にも使える。ただし、タブレットと比べて劣る部分が解像度で、Google Nest Hubのディスプレイは1,024 x 600ドットしかない。今のタブレット市場では見かけない程の低解像度だが、結局のところスマートディスプレイにおけるディスプレイの位置付けはスマートスピーカーの補助的なものと捉える方がいいのだと思う。

結局、スマートスピーカーを選ぶかスマートディスプレイを選ぶかの最終的な判断基準はディスプレイをどのような用途に使いたいかになると思う。

音だけで十分ならGoogle Home、料理のレシピを見たり、動画などを視聴したい、もしくはフォトフレームとして使いたい、さらには各種設定等を画面を見ながら直接行いたいのであればGoogle Nest Hubになると思う。その一方で、音だけで構わないのならGoogle Homeの方がいいと思う。また、料理のレシピ表示がメインという場合は、防水タブレットの方がいいかもしれない。

なお、Google Nest Hubのサイズは約178.5 x 118 x 67.3mmで、重さは約480g。

カラーバリエーションが4色あるのは結構嬉しい点かもしれない。チョーク、チャコール、アクア、サンドの4色だ。

家電量販店ではビックカメラがGoogle Homeシリーズに続き、Google Nest Hubでも早速特集ページを用意するなど力が入っているように見えるので、購入しやすいかもしれない。

【情報元、参考リンク】
Googleストア/Google Nest Hub製品ページ
・ビックカメラ/Google Nest Hub特集ページ

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