Androidニュース&アプリ情報メディア

ASUSから大容量バッテリー搭載スマホ新機種「ZenFone Max(M2)」と「ZenFone Max Pro(M2)」が登場!

ASUS JAPANは8日、Androidスマートフォンの新製品2機種を発表した。大容量バッテリーの搭載が特徴の「ZenFone Max」シリーズの2機種で、「ZenFone Max(M2)」(型番:ZB633KL)と「ZenFone Max Pro(M2)」(型番:ZB631KL)だ。前者は26,500円(税抜)で、後者は35,500円。

<▲図:メタルボディのシンプルなデザイン「ZenFone Max(M2)」>

両機種ともディスプレイのサイズ自体は6.3インチで同じだが、解像度は違う。本体デザインも異なるし、バッテリー容量等、一部のスペックに差異がある。

<▲図:ガラスパネルを採用した背面の独特の見た目も魅力の「ZenFone Max Pro(M2)」>

主な相違点は下記の通りだ。

・ディスプレイ解像度
・CPU
・ストレージ容量
・バッテリー容量
・Bluetoothの対応規格
・LTEの対応バンド
・ボディサイズ
・カメラ

ディスプレイの解像度はZenFone Max(M2)は1,520 x 720ドットで、Proモデルは2,280 x 1,080ドットだ。写真撮影/確認が多かったり、頻繁に動画配信サービスを利用したり、ゲームをする機会が多い方の場合、Proモデルの方が良いかもしれない。一方で、そうした映像コンテンツをあまり視聴しない方や、画面の解像度があまり気にならない方の場合、ZenFone Max(M2)で十分だと思う。

CPUはZenFone Max(M2)がSnapdragon 632で、ProモデルはSnapdragon 660。メモリ(RAM)はどちらも4GBだが、ストレージ(ROM)は32GBと64GBとで、Proモデルは2倍となっている。

バッテリー容量はZenFone Max(M2)が4,000mAhで、ZenFone Max Pro(M2)は5,000mAhだ。

どちらもmicroUSB端子からの外部への電力供給も可能なので、ZenFone Maxの搭載バッテリーを使って他のスマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などを充電することができてしまう。この機能についてはZenFone Maxシリーズではお馴染みだ。

BluetoothはZenFone Max(M2)が4.2までなのに対して、Proモデルでは5.0までサポートする。LTEの対応バンドはZenFone Max(M2)がバンド1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/41対応で、ZenFone Max Pro(M2)も基本的には同じだがバンド26のみサポートしていない。

ボディサイズはZenFone Max(M2)が約158.4 x 76.2 x 7.7mmで重さが約160gなのに対して、ZenFone Max Pro(M2)は約157.9 x 75.5 x 8.5mm、重さ約175gとなっている。

カメラは背面側がどちらの機種もデュアルカメラ構成となっているが、使用するセンサーは異なる。前面側もProモデルの方が高画素のセンサーを使っている。なお、カメラではAIを活用したシーン認識が可能となっている。

スペックの相違点についてはここまでにして全体的な話に戻すと、ZenFone Maxシリーズは大容量バッテリー搭載という特徴を除くと比較的シンプルなスマートフォンなので、今回の新機種もその点は変わらないようだ。しかも、ZenFone Max(M2)シリーズではZenFoneシリーズでお馴染みの「ZenUI」すら省いているので、中身もピュアなAndroidスマートフォンのようになっている。OSはAndroid 8.1だ。

個人的にはZenUIは使いやすいと思うが、もちろんAndroid標準のUIも悪くないと思う。

いずれにしても、ZenFone Max(M2)シリーズはオーソドックスなAndroidスマートフォンに仕上がっているようなので、人を選ばない製品と言って良さそうだ。それでいてメインカメラで深度測定用のレンズ/センサーを追加したデュアルカメラを採用して、綺麗なボケのある写真を撮影できたり、AIによるシーン認識で手軽に撮影できたりと、便利になっている。バッテリー容量が大きいので長時間運用もできるし、災害時にも安心だ。

ZenFone Max(M2)シリーズの発売日は3月15日だが、すでに予約受付は始まっている。

下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。

 

【情報元、参考リンク】
ASUS公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件