このRED EDITIONには、「00」から「99」までのシリアルナンバーが入った「LORNA PASSONI」の高級レザー専用ケースが特典として付いてくる。前述の通り発売日は4月中旬だが、4月上旬より予約受付が始まる予定となっているので、購入したい方は忘れずにいたい。なお、RED EDITIONのスペックは標準モデル「BBF 100-9」(カラーはブラック)と同じで、通信方式もNTTドコモ、au、ソフトバンク、いずれにも対応している。
本体カラーのほか、製品パッケージと付属のヘッドセットもRED EDITION用の特別仕様となっている。
専用ケースの「LORNA PASSONIのLeather Sleeve Case」は、熟練した職人によるハンドメイド仕上げで、高級レザー「Shrunken Calf」(シュランケンカーフ)が使用されている。このShrunken Calfは、最高品質の革を供給するドイツの名タンナーであるペリンガー社の銘革で、艶かしくも優しさを感じさせる独特なシボ感と水や傷に強いタフさが特徴となっている。
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<▲図:専用ケースはシリアルナンバー入り> |
手に馴染む革製のケースはBlackBerryの日常使用において持ちやすさと操作性の良さを与えてくれるはずなので、実用性の面でも嬉しい。
なお、BlackBerry KEY2は、Android 8.1を搭載するスマートフォンで、CPUはQualcomm Snapdragon SD660オクタコア、メモリ(RAM)は6GB、ストレージ(ROM)は128GBと、基本スペックが高い点も特徴となっている。
ディスプレイは4.5インチで解像度が1,620 x 1,080ドットで、その下にはお馴染みの物理キーボードを搭載しているが、KEY2のキーボードは単なる物理キーボードに止まらない。
物理キーボードは表面がタッチパネルとなっていて、普通のスマートフォンのディスプレイなどにおけるタッチ/スワイプ操作などと同様に、キーボード表面をなぞって画面スクロールなどができるようになっている。この辺りはシャープのAndroidガラケーシリーズなどでも同じだが、とても便利だ。このタッチ操作可能な物理キーボードをBlackBerryでは「Touch-Enabledキーボード」と呼んでいる。
また、指紋認証機能も備えている。
日本語入力システムとしては「iWnn」を搭載しているので、ストレスなく入力できる。また、スワイプ操作を活かした独自の入力システム「BlackBerryキーボード」も使えるが、入力スタイルは人それぞれ好みがあると思うので、使いながら調整することになると思う。いずれにしても、幅広い入力スタイルをサポートできるのが、BlackBerry KEY2と言っていいはずだ。
カメラは背面側のメインカメラが1,200万画素のセンサー2つによるデュアルカメラで、前面のサブカメラが800万画素となっている。バッテリー容量は3,500mAhで、本体サイズは約151.4 x 71.8 x 8.5mm、重さは約168gだ。
BlackBerry KEY2はFOXが正規代理店として1年間の保証をしてくれるほか、コールセンター、チャットサービスといったアフターサービスも提供されている。
販売価格は89,800円(税抜)。
【情報元、参考リンク】
・BlackBerry KEY2 RED EDITIONスペシャルサイト