同時に新機種「Android One S5」(シャープ製)も発表されたが、S5の方が安価なエントリー/ミドルエンドクラス、X5の方が高性能となっていて、価格/性能面で棲み分けされるラインナップとなっている。Android One S5の詳細はこちらの記事を参照して欲しい。
Android One X5はワイモバイル専売モデルで、Android One S5は「ソフトバンク」ブランドからも販売されるモデルとなっている点には注意して欲しい。
また、Android One X5を2019年3月31日までに購入し、専用サイトで申し込みをした方全員に「Google Playポイント」が3,000円分プレゼントされるキャンペーンも実施される。
Android One X5は、Android Oneシリーズなので、2年間に最低1回のOSアップデート、3年間に渡る月々のセキュリティアップデート、シンプルなソフトウェア構成などが共通する特徴だが、それに加えて独自の魅力がある。
まず、「Google アシスタント」を素早く手軽に使えるように専用のボタン「Google アシスタントボタン」が用意されている。このボタンは端末の左側面に用意されていて、押すだけでGoogle アシスタントを起動できる。長押し中には音声入力ができるようになっている。また、カメラで捉えた物を手軽に調べられる「Google レンズ」もボタンを2回押すことで起動できる。
筆者もそうだが慣れると音声入力は日常的に多用するようになると思うので、今まで使っていなかった方はもちろん、すでに常用している方にも便利なボタンとなりそうだ。
Android One X5独自の特徴は他にもあり、AIカメラを搭載している。
背面側の1,600万画素のセンサーを採用したメインカメラでは、AIを使った自動シーン認識機能を利用できるので、被写体にあった設定を自動でしてくれて手軽に綺麗な写真を撮影できる。前面のカメラは800万画素だ。
ディスプレイは約6.1インチサイズの縦長の液晶で、解像度は3,120 x 1,440ドット。高解像度の縦長ディスプレイによって精細な描画を楽しめる他、ボディサイズを過剰に大きくせずに済んでいる。最大輝度が1,000nitと明るい点も特徴だ。ボディサイズは約72 x 153 x 7.9mmで、重さは約158g。
ボディは防水・防塵に加えて耐衝撃性能も備えている。カラーバリエーションはニューモロッカンブルーとミスティックホワイトの2色。
オーディオ面では、どのイヤフォン/ヘッドフォンでもクリアな音質を実現してくれる「Hi-Fi Quad-DAC」を搭載。内蔵スピーカーも共鳴を活かしたボディ設計による「Boombox Speaker」となっている。
基本スペックを見ていくと、OSはAndroid 9で、プロセッサはQualcomm Snapdragon MSM8998、メモリ(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は32GB、バッテリー容量は3,000mAh、Bluetoothは5.0、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠。
そもそものベースハードウェアはLGエレクトロニクスの「LG G7 One」となっていて、そのLG G7 Oneを国内向けに投入するモデルがAndroid One X5となっている。
【情報元、参考リンク】
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・ソフトバンク/プレスリリース