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Netflixが値上げ。ベーシックが月額800円、スタンダードが1200円、プレミアムが1800円に

動画配信サービス「Netflix」における日本市場向けサービスの利用料金が値上げされたことが明らかになった。日本でのサービス料金は23日2時よりすでに値上げされており、既存ユーザーに関しては9月分の利用料から新料金が適用されることになる。


Netflixの料金は従来は「ベーシック」プランが月額650円、「スタンダード」プランが月額950円、「プレミアム」プランが月額1,450円だったが、料金改定後はベーシックが月額800円、スタンダードが月額1,200円、プレミアムが月額1,800円となる。

Netflixの料金は米国をはじめとする各国で値上げされているが、日本でも今回ベーシックの150円値上げからプレミアムでの350円値上げと、額で見るとそれほどでもないが、値上げ率で見ると随分とインパクトがある結果となっている。

プレミアムでは4K解像度での映像配信を楽しむことができるが、今のテレビでは4Kアップスケールの技術も高いし、正直な話、ほとんどのユーザーが最大でもスタンダードプランで良いのではないかと個人的には思う。

ただし、それは画質面の話で、同時視聴可能な機器数もプランごとに異なるので、例えば家族で同時に複数の機器で異なるNetflixの作品を視聴する機会が多い方の場合は、もちろんスタンダードやプレミアムプランが必須になってくる。スタンダードでは同時に2つ、プレミアムでは同時に4つの機器で視聴できる。

競合サービスである「Hulu」と比べて大幅に高額だというわけでもないが、Netflixオリジナル作品の中で見たいものが複数あるような場合、もしくは家族複数人で利用する場合を除くとHuluで十分、もしくはより安価な「dTV」を選択する方が今後は増えてくるのではないかと思うが、実際にどうなのかはもちろん分からず、注目したいところだ。もしかすると、今回の値上げは今後の新規ユーザー獲得に向けてマイナスの影響は全くない可能性もある。

筆者の場合は、最初は「ベター・コール・ソウル」(「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品)目的で加入し、その後、マーベルの「ディフェンダーズ」シリーズの各ドラマの存在で継続し、その後も「ストレンジャー・シングス」などのオリジナル作品の存在を理由にNetflixを継続しているが、オリジナル作品への関心がない方の場合は、HuluかdTVがベストだと思う。

とはいえ、オリジナル作品にいくつかクオリティが高いものがあるのがNetflixの強みなのだろう。

いずれにしても値上げは一ユーザーとしては残念だ。

【情報元、参考リンク】
Netflix

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