漁業のスマート化さらに前進へ!KDDI総合研究所が約1年の連続稼働が可能な軽量の新型スマートブイを開発!

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KDDI総合研究所は19日、IoT技術の活用による漁業の効率化に向け、従来のスマートブイと比較して大幅に軽量化、省電力化した新型のスマートブイを開発したと発表した。KDDIグループに限らず、NTTドコモやソフトバンクも様々な業種のパートナーと組んで様々な分野におけるIoT化の研究開発に取り組んでいるが、今回の案件はKDDI総合研究所による漁業領域におけるもの。

<▲図:右側が新型スマートブイ>

スマートブイは、単独での通信機能を持ち、計測した様々なデータを通信・管理できるブイで、今回の新型では従来のLTEに加えて、IoT向けの無線通信方式LPWA(Low Power Wide Area)対応の通信モジュールも搭載可能となっている。

6月より、宮城県石巻湾漁場(宮城県東松島市)において、実用化に向けたセンサーデータ取得やスマートブイの連続動作実現の実証実験が今回開発された新型のスマートブイを用いて行われる。

冒頭でも記したように新型スマートブイは従来モデルと比べて軽量化・省電力化されていることが大きな特徴。


従来モデルは直径400mm、高さ2300mm、新型は直径387mm、高さ1300mm(取手部分の直径544mm)と、取手部を除き全体的に小型化している。それは掲載した写真からも明らかだ。また、重さは従来モデルが22kgなのに対して11.4kgと軽量化している。さらに、小型軽量化されたにも関わらず、連続稼働時間が従来モデルの約1ヶ月から約1年に延びている。

従来モデルでは一次電池を使っていたところ、新型では浸水による発火の危険性が少ない二次電池とソーラーパネルを組み合わせて利用することで電池交換などのメンテナンス不要での1年間の連続稼働ができるようになった。

搭載するセンサーは漁獲量予測に寄与すると考えられる多層の水温測定が可能な水温センサーのほか、塩分や溶存酸素などを測れるもので、必要に応じて交換することも可能となっている。

これまでの実証実験では、漁獲量の実績データとスマートブイで得られるセンサーデータや周辺の気象データを組み合わせて分析することで、大まかな漁獲量予測が可能との結果が得られている。

なお、新型スマートブイは19日・20日に、せんだいメディアテーク1階で開催される「ICTフェアin東北2018」で展示される。



【情報元、参考リンク】
KDDI総合研究所/プレスリリース
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