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LINEがAI活用ホームIoTサービス「Clova Home」を提供開始!スマートスピーカーでの家電コントロールが可能に

LINEは9日、スマートスピーカー「Clova WAVE」「Clova Friends」で活用しているAIアシスタント「Clova」によるホームIoTサービス「Clova Home」の提供を開始した。


Clova Homeをより具体的に説明すると、ClovaからIoT家電を操作可能にするサービス。例えば今回、第一弾対応製品としてフィリップスのIoT照明機器「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」が挙げられているが、スマートスピーカーに話しかけるだけでPhilips Hueをオン/オフしたり、明るさや色などをコントロールできるようになる。

<▲図:Philips Hueのスターターセット>

スマートスピーカーとIoT家電の連携はClovaだけでなくGoogleの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」でも可能で、各社が注力する部分でもあるが、Clovaでも3月22日より「IFTTT(イフト)」に対応することで、IFTTT経由での家電連携が可能となっていた。

しかし、今回のClova HomeはIFTTT経由ではない機能で、よりスマートな形での連携ができる。スマートスピーカーに対して、「廊下の照明をつけて/消して」などのようにシンプルな指示でコントロールできるので、かなり便利だと思う。


また、Clova Homeでは、スマートスピーカーへの指示はゲートウェイを介して各IoT家電に割り振られ、コントロールするという形なので、赤外線リモコンを仲介する連携スタイルと比べても家電の設置場所や距離などに制限がかからないという利点がある。

Philips Hueは外出先からでもコントロールできるし、スマートフォンで操作できるのは便利といえば便利だったが、家にいる場合は専用リモコンと比べて何か大きな違いや利便性向上があるかと言われると微妙な部分もあった。しかし、Clova WAVEやClova Friends、そしてAmazon Echoでも可能だが、スマートスピーカーでの音声コントロールができるとなると、これまで以上に便利になる。

なお、下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。



【情報元、参考リンク】
Clova公式ブログ/ホームIoTサービス「Clova Home」提供開始!第一弾はPhilips Hue連携

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