<▲図:ZTE AXON 7> |
例えば、ZTEの「AXON 7」などは、カメラやオーディオ機能に関して、かなりのハイポテンシャルを持つのだが、デザインにおいてもドイツの自動車メーカーBMWのグループ企業であるDesign worksとの共同開発で、スポーツカーをモチーフにした洗練されたものとなっている。
<▲図:ドイツ車風の仕上がりでクールなAXON 7のデザイン> |
カメラ機能は、レンズも明るく解像感も高く撮影時の手応えもよく、いい感じだ。高度な機能とドイツ風のデザインによって、また1つ新しいキャラを確立したことを感じさせる。しかも価格は5万円台で買いやすい。AXON 7は現在、僕が最もお勧めするスマホの1つだ。それにしてもAXON 7を見ていると、スマホの作り方にもまだまだ新しい可能性があるのではないか? と思う。
中国メーカーでは、ファーウェイの「HUAWEI P9」も、ライカ(LEICA)のレンズをデュアルで搭載するという今までにない芸当を持ち、素晴らしい。個人的にはより大画面の「HUAWEI P9 Plus」の方が好きだが、これは日本では販売されていないのが残念だ(P9は5.2インチ、P9 Plusは5.5インチと若干大きい)。ファーウェイは今後もライカレンズを搭載したスマホを作り続けるという。1つの芸風として、それもいいのではないかと思う。
<▲図:HUAWEI P9ではLEICAのレンズを2つ採用した ダブルレンズのメインカメラを搭載> |
それにしても中国製端末は凄い勢いだ。
中国国内では中国製端末が最も売れているというランキングを見たが、無理もない。
グローバルでのAndroidスマートフォン市場ではこれまでトップシェアをキープしていた韓国サムスン電子だが、最近、そのサムスンの「Galaxy Note 7」が爆発したりしており、かなりの話題になっている。この事故でブランドイメージが失墜すると、サムスンの世界市場でのシェアが低下する可能性もあるかもしれない。それは中国のスマホメーカーにとっては、かなりのチャンスになることだろう。
【関連リンク】
・Amazon/ZTE AXON 7
・Amazon/HUAWEI P9
記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo、
ブログ:一条真人メモ
クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。
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本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!
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