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サムスン、Galaxy Note 7の販売を再び停止。代替機への交換も一旦中止

韓国サムスン電子は11日、過剰な発熱や発火事例が複数起きたことから一旦販売を停止したものの、原因究明及び対策ができたとし、既存ユーザーには不具合対策が施された代替機への交換を行い、一部地域では販売を再開していたスマートフォン「Galaxy Note 7」について、販売を再び停止すると発表した。

<▲図:Galaxy Note 7>

一度は販売を再開し、代替機への交換を進めてきた同社だが、新たな不具合が発覚、もしくは問題の原因を突き止め切れていなかった可能性があり、再び発火事故の報告が続いている。

そのため、同社は販売を停止し、代替機への交換も中止すると発表した。

Galaxy Note 7は先月の時点で約250万台の回収が発表され、その規模の大きさと発火事故が思わぬレベルに達していることもあり、世界的に強い関心を持たれていた。

北米、欧州、韓国、中国など各国で販売を中止、もしくは再販計画を白紙に戻す、とのことで、いつ再開されるのかはまだ分からない。さらに、原因究明及び対策が取れていないこともあり、生産も一旦中止する。

日本市場ではまだ発売になっていないが、Galaxy Note 7は様々な点で大きな進化を果たしていたこともあり、期待されていた機種だった。しかし、このままだと日本も含めて新たな国での販売は行われない可能性もあるかもしれないし、仮に販売に漕ぎ着けても、不信感から好調なセールスは見込めないかもしれない。

まずは原因究明が急がれる。

【情報元、参考リンク】
・サムスン電子

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