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ASUS、アクションカメラとしても使えるドライブレコーダー「RECO Sync」を発売

ASUS JAPANは18日、アクションカメラとしても使うことができるドライブレコーダー「RECO Sync Car and Portable Cam」(以下、RECO Sync)を発売した。想定実売価格は32,800円前後。ドライブレコーダーとはいえ、自動車が必須というわけではなく自転車への装着はもちろんアクションカメラとして単独で様々なシーンで使うことができる。

<▲図:RECO Sync Car and Portable Cam>

ソニーのレンズスタイルカメラのように、一見するとレンズというフォルムをしていて、サイズも大きくない。約60×40×60mmで、重さは約112gだ。手に持っての使用、身につけての使用、自転車、自動車などに固定しての使用など、考えらえる利用シーンは様々。



カメラにはソニー製のCMOSセンサーを採用し、レンズはF値が1.8で、画角は150度。比較的明るいレンズを使っているので、夜間などの暗い場所でもドライブレコーダーとして意味をなすレベルの映像を十分記録できそうだ。画角も広いので広範囲に映像を収めることができる。さらに、ワイドダイナミクスレンジ(WDR)技術を搭載し、逆光時などの明暗差が大きなシーンでも白飛びや黒つぶれのない綺麗な映像を記録できるという。

実際にクルマを運転していると明暗差の大きなシーンはかなりある。特に夜間はヘッドライトの反射による白飛び、そして黒つぶれも生じやすいが、RECO Syncではそうしたことなく綺麗に映像を残せるという(※下図参照)。

<▲図:夜間の白飛びについて>

動画は1080p(30fps)だけでなく、サイズを抑えた720pでの記録もできる。

スマートフォンとの連携もできる。スマートフォン向けのASUS RECOアプリを使って連携でき、スマートフォンからプレビュー映像を確認したり、撮影データを保存したり、それをSNSに投稿したりといった様々な操作が可能だ。しかも、NFC対応のスマートフォンであれば、ペアリングもワンタッチでできる。

RECO Syncはアクションカメラとしての活用も考えられているため、内蔵バッテリーも搭載する。バッテリー容量は720mAhだ。

ドライブレコーダーとして使う場合は、同梱されているシガープラグを使って電源をシガーソケットから取ることができるが、USBでの給電が可能なので、モバイルバッテリー等を使ってもいい。

マウントホルダーから外せばアクションカムとして自由自在に使えるほか、三脚等のカメラ用の市販アクセサリーを使って様々な場所に固定することもできる。標準的な三脚ネジと同じ1/4インチネジを採用しているので、カメラ用のアクセサリーを自由に使える。市販のフィルターも使うことができる。フィルター径は58mmだ。

また、ドライブ中の映像記録のほか、駐車時に車の前方で動きがあったときにだけ記録を行う「監視モード」も搭載している。車上荒らしやいたずらなどの記録を残しておけるので便利だろう。

<▲図:「監視モード」のイメージ>

ドライブ中に万が一事故が起きた時は、衝撃を3軸センサーが受けて判断し、録画データを自動的に保存領域に移動し、保護してくれる。加えて、指定した連絡先にメッセージを送信することもできるようになっている。

【情報元、参考リンク】
ASUS公式オンラインショップ「ASUS Shop」
Amazon.co.jp/RECO Sync検索結果ページ
RECO Sync Car and Portable Cam製品ページ

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