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「12モンキーズ」がドラマ化!米国で1月開始の新作が早くもHuluで配信中。結構面白いのでオススメ。X-MENシリーズのパイロ役アーロン・スタンフォードやアマンダ・シュルが出演

映画「12モンキーズ」。30代以上の世代では覚えている方も多いと思うが、実はもう20年前の作品だ。その「12モンキーズ」が2015年、テレビドラマになって帰ってきた。米国で1月から放送開始され、すでにシーズン2の製作も決定している。

アーロン・スタンフォードとアマンダ・シュルが出演
©2015 NBCUniversal All Rights Reserved.

映画「12モンキーズ」は筆者も何度も見たので、よく覚えているが、今回のドラマ版は第2話まで見たところ、完全に映画版とは異なる作品に仕上がっている印象だ。もちろん、未来、現在、過去、様々な時代が舞台になるタイムトラベル物のSF作品であること、「12モンキーズ」が一つのキーポイントになっていること、人類の99%を滅ぼしてしまうウィルスの拡散を防ぐことなど、ストーリーの軸は映画版を踏襲している。

しかし、本当に映画版とは完全に別物だ。映画版をベースにしつつも、今風のSFサスペンス・ドラマとなっている。映画版は人を選ぶ、少し奇妙な雰囲気が漂っていたが、今回のドラマはそうした雰囲気はなくなり、取っ付きやすいイメージなので、新たなファンを獲得しそうだ。

ウィルスによって人類の99%が死滅した世界からそれを防ぐために送り込まれる主人公コール役はアーロン・スタンフォード。どこかで見た顔だと思いながら見ていたら思い出した。映画「X-MEN」シリーズのパイロだ。パイロ役のアーロン・スタンフォードがすっかり歳を取っていることに驚いたが、X-MENでのいかにも学生といった感の風貌からすっかり変わり、「12モンキーズ」の主人公に相応しい雰囲気となっている。

そして、コールとともにウィルス拡散を防ぐために活動するパートナーとなるライリー博士役はアマンダ・シュル。海外ドラマ「SUITS/スーツ」などに出演しているようだが、まだ日本ではあまり知られていない女優だと思う。かなりの美人なので、男性視聴者はアマンダ・シュル目的で見てもいい、と思うほどだが、演技もハマっている。

ストーリー展開もスピーディーで、色々な部分が映画版とは違うので、映画版を見ている方でも新鮮だと思う。

「ブレイキング・バッド」を見終えて、次に何を見ようかと惚けていた筆者だったが、なかなか良い作品を見つけた、と思ったところだ。今後、毎週金曜日に1話ずつ配信される予定なので、ぜひチェックしてみてほしい。ちなみに「ブレイキング・バッド」は完全にのめり込んだ作品で、超オススメだ。

以下、「12モンキーズ」のストーリー概要だ。

2043年。人口の99%、約70億人が死滅した地球。
強力なウィルスの魔の手は、地下世界で暮らしているその残りのわずかな人類をも滅亡させようとしていた。人類の未来を変えるためには、<過去>を変えるしかない。全てが始まったと推測される2015年にタイムスリップすることを、科学者たちから命じられた主人公コール。
手がかりはただひとつ、“12モンキーズ”という正体不明の組織。未来を変えるために、過去を塗り替える旅が今始まるー

ドラマになって帰ってきた「12モンキーズ」 ©2015 NBCUniversal All Rights Reserved.

なお、Huluは月額933円(税抜)の動画配信サービスで、インターネットに接続可能なテレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット、家庭用ゲーム機など、様々な機器で視聴できる。2週間無料で試すことのできるトライアルも提供されているので、とりあえずどんなものか試してみることもできるようになっている。

また、Huluでは配信作品はその時によって変わるので、一度配信されてからずっと残る訳ではない点には注意してほしい。

【情報元、参考リンク】
Hulu
Hulu BLOG/「12モンキーズ」テレビドラマ日本初上陸!

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