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【取材レポート】WiMAX 2+に対応した初のホームルーター「URoad-Home2+」【WiMAX 2+新モデル】

UQコミュニケーションズは15日、プレスカンファレンスを開催し、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」のサービス展開やそれに対応したモバイルWi-Fiルーターの新製品2機種などを発表したが、あわせて下り最大110MbpsのWiMAX 2+に対応したホームルーター「URoad-Home2+」(シンセイコーポレーション製)も発表した。

URoad-Home2+

WiMAX 2+に対応したホームルーターはこのURoad-Home2+が初であり、ホームルーターを求めていた方には待望の製品だ。発売時期は3月下旬の予定で、UQ WiMAXオンラインショップのほか、WiMAX 2+のサービスを取扱う各社から販売される。

本記事では、そのURoad-Home2+を実機写真もまじえて紹介していきたい。

まず、URoad-Home2+が対応するネットワークはWiMAXとWiMAX 2+で、WiMAXは繋がりやすい「WiMAXハイパワー」に対応している。WiMAX 2+は下り最大110Mbpsに対応しているが、残念ながら今春スタートの下り最大220Mbpsには非対応だ。それでも固定回線代わりとして使っても十分な速度と考える方も多いだろう。

モバイルWi-Fiルーターでもホームルーター代わりに使えるが、同時接続可能なWi-Fi機器の台数が少ないことがネックで、パソコンやスマートフォン、タブレット、据置ゲーム機、携帯ゲーム機、テレビ、プリンターなど様々な機器を接続すると不足する可能性がある。一方のホームルーターであれば通常は同時接続可能な台数が多いので安心だ。

今回のURoad-Home2+もWi-Fi接続では最大16台、有線LANポートで最大2台、計18台の機器を同時接続可能なので、ホームルーター用途としてある程度安心して使えるはずだ。

デザインはいかにもホームルーターという箱形でシンプルなもの。中央のインジケーターエリアは少しオシャレな感じになっている。本体サイズは約140×170×53mm、重さ約311gで、カラーバリエーションはホワイト一色だ。

中央のインジケーターエリアはオシャレな感じだ

有線LANの規格はEthernet 10/100 Base-Tで、Wi-Fiは2.4GHzがIEEE802.11b/g/n、5GHzがIEEE802.11a/nとなっている。セキュリティ面では、SSIDのステルス機能が搭載されているので、SSIDを知っている人しか接続できないよう隠すことができる。近所の人から自分の家のホームルーターのSSIDを隠したい場合などには使ってみよう。

電源はACアダプターから取るようになっている。

背面はブラック。アンテナは回転させたり動かすことができる

有線LANポートを2つ搭載する

側面

スペック表(※クリックして拡大)

発売時期がまだ先なので値段はUQコミュニケーションズの公式通販サイトである「UQ WiMAXオンラインショップ」のものしか公表されていないが、仮にニフティ、ソネット、GMOとくとくBB、ビッグローブなどで販売された場合には0円もしくは1円などになるものと考えられる。

UQ WiMAXオンラインショップでは、2,800円だ。

選択できる料金プランは「UQ Flat ツープラス」と「UQ Flat ツープラス ギガ放題」だが、前者は月々7GBまで速度制限なく使えるプラン(※2月19日まで申込分は2年間は制限なしだが、URoad-Home2+の発売には間に合わない)で、後者はその制限がない。しかし、ギガ放題に加入後でも月単位でプラン変更が可能なので、ひとまずギガ放題に入っておけばいいだろう。

【情報元、参考リンク】
UQ WiMAXオンラインショップ・キャンペーンページ
UQコミュニケーションズ/URoad-Home2+製品ページ

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