▲isai VLの前面 |
発売は12月初旬の予定となっている。
isai VL(LGV31)は、2014年夏モデルとして7月に発売された「isai FL」(LGL24)をベースに、VoLTE対応、RAMを2GBから3GBに強化している。その他の変更点として、3G(CDMA)の通信機能が非搭載となった。
VoLTEによる高品質な音声通話や「画面シンク」「カメラシンク」などの新機能以外、基本的にisai FL(LGL24)と変わらないため、VoLTEのサービスが始まる前の現時点では評価が難しい機種である。
▲isai VLの背面 |
isai VL(LGV31)のボディーカラーは「アクア」「ピンクゴールド」「ブラック」の3色。isai FL(LGL24)はブルーやピンクといった強めの色が多かったが、冬モデルということで季節感のある色を選んでいるとのことだった。コンサバなつや消しブラックをラインナップする一方で、女性に人気のあるピンクゴールドを採用するなどしている。
▲側面のメタル部分はボディーカラーに合わせたカラーバリエーションとなる |
5.5インチの大画面なので映像コンテンツ系に強く、フルセグ視聴・録画や4K動画撮影、ハイレゾオーディオに対応するなどハードウェア機能は満足度が高い。特に同じ画面サイズのApple製スマートフォン「iPhone 6 Plus」と比べて、画面サイズは同じでも解像度はisai VL(LGV31)の方が高く、写真や電子書籍なども高精細に表示可能だ。
▲片手操作は厳しいが、年配の方でも見やすいのが大画面の良さ |
▲ホームボタンをスワイプして電話のお気に入りを呼び出す機能が追加された |
VoLTEに対応したという事で電話に新機能が加わった。
ホームボタンをスワイプすると電話の「お気に入り」が「Qスライドアプリ」としてウィンドウ表示され、すぐに電話を掛けられる。ホーム画面に戻る必要がないため、通話を多くする人には便利な機能となりそうだ。
▲参考出品の充電スタンド |
展示会場には、NTTドコモの「Optimus G Pro」(L-04E)に付属したスタンドが参考出品されていた。これは製品に同梱する予定はないということだった。isaiのロゴが入っているだけに気になる所だ。ちなみに、isai VL(lGV31)とisai FL(LGL24)はサイズが同じなので、両方で使えるとのことだった。
このスタンドはmicroUSBケーブルを接続すれば充電台としても使える便利な物なのだが、動画を視聴していても電話に出られるVoLTEのシンクコールとの親和性も高く便利なアイテムなのではないだろうか。
▲シンクコールを使用する際に重宝する |
▲時計型デバイスというより、時計そのものに見えるG Watch R |
その他、「au +1 collection」でLGエレクトロニクス製のウェアラブルデバイス「G Watch R」が取り扱われることも発表された。機械式時計のようなクラシカルなデザインに円形の「POLED(プラスティック有機EL)ディスプレイを採用したAndroid Wear対応のスマートウォッチだ。
▲ペアリングしたスマートフォンの通知や音声コントロールなども利用可能だ |
G Watch Rは、タッチパネルと側面の竜頭型のコントローラーで操作する。丸形のディスプレイを採用したことで腕時計としての質感も高く、今後のスマートウォッチのデザインは時計と遜色ないところまで行きそうだ。
対応端末はisai VL(LGL31)だけではなく、Android 4.3以上のスマートフォンと連携可能で、発売は12月初旬を予定している。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
au/isai VL製品ページ