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シャープ、低消費電力化と高い色再現性を実現したMEMS-IGZOディスプレイ搭載タブレットを開発

シャープは6日、米クアルコム社の子会社であるPixtronix社のMEMSディスプレイ技術とシャープのIGZO技術を融合したMEMS-IGZOディスプレイを搭載したタブレットを開発したと発表した。

MEMS-IGZOディスプレイ搭載メディアタブレット

MEMSは「Micro Electro Mechanical System」(微小電気機械システム)の略で、今回開発されたMEMS-IGZO液晶は一般的な液晶ディスプレイと比べ、より一層の低消費電力化と高い色再現性を実現している。

さらに、一般的な液晶では薄く見えにくくなってしまうような屋外の外光下でも鮮明に表示できる高輝度モードも搭載する。また、より省電力で表示するグレースケール/白黒モードなど、利用シーンやコンテンツに応じて最適な表示モードに切り替えることも可能となっている。

今回開発されたタブレットは7インチ、解像度1,280×800ドットのMEMS-IGZO液晶を搭載する製品で、2015年上半期に法人市場を中心に販売される予定。

LTE通信機能、音声通話機能などを搭載し、防水仕様の端末として開発されている。

【情報元、参考リンク】
シャープ

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