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ドコモがウェアラブル機器を操作するアプリ、Webコンテンツの開発キットを提供開始。メーカーの垣根を越えた連携が可能へ。ソニー、エプソンなど様々なメーカーの機器に対応

NTTドコモ(以下、ドコモ)は3日、無線機能を搭載する様々なウェアラブル端末、健康機器などを操作したり、機器のデータを収集したりすることが可能なスマートフォン向けアプリやWebコンテンツを開発するためのAPI「デバイスコネクトWebAPI」と、このAPIを使ってプログラミングを行えるSDKを同日16時より無償提供開始した。

ソニーのレンズスタイルカメラとエプソンのスマートグラスの連携など、メーカーの垣根を越えた連携が可能

現在はウェアラブル端末が各社から続々とリリースされ、市場が活性化しつつある段階だが、各社の端末はそれぞれに異なる仕様、異なるプラットフォームで構成されている。最近になってようやくGoogleのAndroid Wear搭載端末が登場し始め、統一プラットフォームの製品が登場し始めているが、それもまだ極僅かで分野も限られる。

ドコモが提供するAPIでは各社の様々な分野の機器を組み合わせて利用することも可能で、例えばメガネ型端末の映像再生操作を異なるメーカーのリストバンド型端末で操作するようなことも可能になる。

また、活動量計や体重計で収集した情報をスマートフォン向けアプリで統合管理するようなことも期待できる。

この「デバイスコネクトWebAPI」を利用することで、開発者はメーカーを横断した開発が可能となり、アイデアの幅が広がるはずだ。

そして、「デバイスコネクトWebAPI」では、従来は難しかったWebコンテンツ(ブラウザを使っての)からの機器操作やデータ収集が、スマートフォン上で動作する仮想サーバ技術を使って実現している。

このAPIは、オープンソースソフトウェアとして、GitHub上で公開されており、誰でも閲覧可能だ。GitHub上で、対応機器のリスト、APIの詳細も確認できる。

現時点では例えばソニーのスマートウォッチ、レンズスタイルカメラ、エプソンのメガネ型端末などが対応機器としてリストに加えられている。

【情報元、参考リンク】
GitHub/デバイスコネクトWebAPI

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. サムソンと共同開発したOSの名残じゃね?
    もったいないから使ってるだけっしょ。

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