ソニーコンピュータサイエンス研究所は25日、多言語に対応し、世界中のユーザーが国や地域の文化の違いを超えて共に学んで競いあうことができるソーシャルラーニングサービスを順次開発し、提供していくという方針を改めて示しつつ、その第一弾となったタイトル「MathNative」のAndroidタブレット版をリリースしたと発表した。
このMathNativeはPC版、iOS版は先行リリース済みで、Androidタブレット版の配信も待たれていたが、今回ついに登場した。
まずは日本語版と英語版が用意され、2014年度中に中国語版も登場する予定。
このMathNativeは、日本の小学生の算数問題をベースとした算数クイズアプリで、子供だけでなく大人も楽しむことができる。
算数クイズの進行は、ユーザー自身が主人公となって100種類以上の物語と関連させる「ストーリー提供型」。イラストが豊富に使われ、楽しんでトライできるようになっている。問題数は約600問で、レベルは現在のところ年長、小学生1年から3年生を対象としたものが中心だが、今後は徐々に対象学年を拡大していくということだ。
全てのクイズは、浜学園、駿台・浜学園の算数科が監修している。
また、ユーザーの登録情報、すなわちやニックネーム、生年月日などの各種情報に基づいて、パーソナライズしたクイズ配信が可能になっている。そのため、どの学年のユーザーであっても、自分の学年を気にせず、気軽にトライできる。しかも、各問題での正答率や解答時間などの情報も分析された上でユーザーにあわせた出題ができるので、学習効率の高い取り組み方が可能となっている。
【情報元、参考リンク】
・Android版/MathNative
・iOS版/MathNative
・PC版/MathNative
・プレスリリース(PDF)
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