LINEにお店ページを持てる「LINE@」に無料プランが登場。お客・ユーザーと直接トークできる「お店トーク」などの新機能も導入

GAPSIS編集部 2014年5月16日

無料通話・無料メールアプリ「LINE」を運営するLINEは16日、LINE上で展開するビジネスアカウント「LINE@」において、無料版を含む新料金プランの提供を開始したと発表した。あわせて新機能「LINE お店トーク」なども導入された。

LINE@のイメージ

LINE@というのは、飲食、アパレル、美容、宿泊施設などの実店舗を対象に、LINEのプラットフォームを利用して販売促進をサポートする、という法人向けのサービス。利用する店舗はLINE上にお店ページを持て、LINE@のアカウントからクーポンを配信することなどができ、販売促進に効果がある。

特に国内のスマートフォン・ユーザーの多くがLINEを使っている現状においてはその効果は大きく、現在のところLINE@のアカウント開設数は3万件を突破し、LINE@から配信されたクーポンを来店時に利用するユーザーも約40％を占める状況になっているという。

今回、料金プランが刷新され、月額料金が無料の「スタンダードプラン」、月額5,000円の「プロモーションプラン」、月額50,000円からの「上位プラン」の3つになった。スタンダードプランはメッセージの配信数が月1回までに限られるが、ホーム・タイムラインの投稿は無制限で、新機能の「お店トーク」、「お店ページ」なども利用できるので、まずはお試しで使ってみる、という場合に向いたプランだ。もしくはメッセージ配信数が少なくても構わない場合は本格運用時もスタンダードプランで十分だろう。

料金プラン（※クリックして拡大）

「お店トーク」とは、「お店ページ」からのユーザーの問い合わせに対応できる機能で、問い合わせ受信後はユーザーと双方向でトークができるので、ユーザーとのやり取り時に便利だ。

そして、肝心の「お店ページ」は何かといえば、お店の基本情報やメニュー、クーポンなどを掲載し、LINEとウェブの両方で公開できる紹介プロフィールページとなる。ユーザーはそのページからお店に問い合わせすることができるので、窓口の役目も果たす。