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【取材レポート】Intel CPU搭載8インチタブレット。軽量薄型ボディの「ASUS MeMO Pad 8」【au2014夏モデル】

KDDIは5月8日に夏モデルの新商品発表会を開催し、複数のスマートフォン新機種とタブレット新機種2モデルを発表した。今回はau向けに登場するASUSTeK Computer Inc.(以下、ASUS)初のタブレットである「ASUS MeMO Pad 8(エイスース ミーモ パッド エイト)」を紹介したい。

ASUS MeMO Pad 8。左からパールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルー。

まず、ASUS MeMO Pad 8は夏モデルの中で最も遅い8月下旬発売予定の端末なので、実は今回の新商品発表会にはデモ機が間に合わなかった。そのため、実機の確認はできていないので、簡易的なモックでの外観デザインのチェックと、概要の紹介に留まる点はご了承頂きたい。

とはいえ、スペック面だけでも十分に魅力を感じる端末なので、登場が楽しみだ。

背面。左からパールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルー。

ASUS MeMO Pad 8の大きな特徴はいくつかあるが、まずはディスプレイサイズが8インチという点がポイントだ。最近の大手メーカー製Androidタブレットは7インチか10インチクラス、と大きく2つのサイズ帯に分かれているので、8インチは珍しい。ちょうどAppleの「iPad mini」と同じサイズ帯になる。

ASUS MeMO Pad 8のブースの展示パネル

ボディサイズは約123×213×7.45mm(暫定値)で、重さは約305g(暫定値)。iPad mini Retinaディスプレイモデルと比べると、幅が若干狭く、高さは若干上、厚みはほんの少し薄く、重さは26g軽いという差になる。

ディスプレイの解像度は1,600×1,200ドットだ。

コントラスト比を自動で最適化する「読書モード」というモードを搭載しているので、電子書籍やウェブサイトを長時間閲覧する際などに利用すると目への負担を軽減できる。

メタリックブルーモデルのモック。


また、大きな画面を活かす機能として、「デュアル画面モード」を搭載する。このモードでは1画面で2つのアプリを同時に使えるので、例えばメールをチェックしながら動画を視聴するような使い方が可能だ。動画視聴については、サウンド面も強化され、「ASUS SonicMaster」技術とステレオスピーカー搭載により、迫力ある音で楽しめる。

「デュアル画面モード」についての展示パネル。

残念ながらワンセグとフルセグには非対応だが、インターネットの動画配信サービスやゲームアプリ、音楽視聴には魅力だろう。

その他の機能面では、Bluetooth 4.0、NFC、Wi-Fiテザリング、グローバルパスポート、緊急速報メールなどに対応する。また、au 4G LTEには対応するが、WiMAX 2+には対応しない。4G LTEのキャリアアグリゲーションにも非対応だ。

プロセッサにはIntelのAtom Z3580を採用する。多くのAndroid端末がQualcomm製を搭載しているので、違いの一つになる。

その他スペックはOSがAndroid 4.4、メモリが2GB RAM、16GB ROMで、カメラは背面に約500万画素、前面に約120万画素のものを搭載する。バッテリー容量は4,350mAhだ。

紹介パネル(※クリックして拡大)


最近のスマートフォンのディスプレイは5インチ帯と大型化してきているので、7インチタブレットとの差が小さくなっている。それだけに、8インチ帯はスマートフォンとの組み合わせとしてはちょうどいいかもしれない。それでいて重さも約305gと軽いので、持ち運びも十分できそうだ。

また、フィーチャーフォンとの組み合わせにも良いだろう。このASUS MeMO Pad 8はカラーバリエーションもパールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルーとバランスが取れた3色で、価格帯もそれほど高価になるとは見られていないので、注目機種の一つになるかもしれない。



上記6点はパールホワイトモデル




上記6点はパウダーピンクモデル(※一部ピンボケ写真があります。申し訳ございません)

【情報元、参考リンク】
KDDI/ASUS MeMO Pad 8製品紹介ページ

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