富士通とジャストシステムがスマホ史上最高レベルの日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」を開発

GAPSIS編集部 2014年4月24日

富士通とジャストシステムは24日、スマートフォン史上最高レベルの文字入力を実現した日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS（スーパーエイトックウルティアス）」を共同開発したと発表した。

文脈や単語を読み取り、かしこく適切に変換

Super ATOK ULTIASは今後、富士通製のスマートフォンなどのタッチデバイスやユーザーインターフェースの改善と組み合わせて搭載され、順次提供されていく予定。

Super ATOK ULTIASの大きな特徴は、最新のパソコン版ATOK相当の推測エンジンや登録語彙数を誇り、入力した言葉や文脈に合わせて適切な予測を表示してくれるかしこい変換機能や、打ち間違いを修正して適切な表記候補を知らせてくれる補正機能の強化などだ。

また、文字種をまたいだ予測候補の表示や、日本語から英語への変換、使用するアプリに合わせて最適な予測変換候補を表示する機能などもある。

日本語やカタカナ語の読みから英単語に変換

同音異義語の意味の表示もしてくれる

今回のシステムは富士通とジャストシステムの共同開発だが、富士通はこれまでのスマートフォンの開発で培ったノウハウを活かしてユーザーインターフェースの改善などに取り組んでいる。例えば文字入力画面においてはユーザーが使い慣れたキーボードを選択できる機能や、フリック入力を学習できるモードなどを追加している。