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KDDI研究所と日本IBMがシニアや初心者向けのスマートフォン基本操作支援技術を開発。操作方法を学べる「スマホ道場」アプリを4月1日リリース

KDDI研究所と日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は26日、シニアや初心者の方がスマートフォンを使いこなせるように支援する、スマートフォン基本操作支援技術を開発したと発表した。

「スマホ道場」の画面例

この技術の開発において、KDDI研究所はスマートフォンを初めて使うユーザーの観察実験に基づく基本操作・練習用のユーザーインタラクションの設計、アプリ開発を担当し、日本IBMの東京基礎研究所は、数理解析技術を使ってユーザーの操作内容の分析に基づく操作習熟度の推定と操作のつまずきを検出し、適切なガイドを提供するソフトウェアの開発を担当している。

KDDI研究所はこの技術を活用したアプリを試作開発している。スマートフォンの地図の操作方法をスムーズに習得できる操作支援アプリの「スマホ道場」だ。

このアプリでは、ユーザーの操作状況に応じて音声や吹き出し、アニメーションなどを使って適切に応答・支援しながらスマートフォンの画面上での地図操作の方法を学ぶことができる。カリキュラムは基本的な内容順に用意されている。例えば、最初は「地図の移動」で、フリック操作の練習を行う。次に「地図の縮小・拡大」で、ピンチイン・ピンチアウトの練習を行う。

分かりやすいのは、地図上にガイドがオーバーレイ表示されることだ。操作方法を初心者の方でも理解しやすいように配慮されている。


この「スマホ道場」は4月1日よりトライアル提供が開始される予定で、料金は無料。Android 4.0.3以上のOSを搭載したau向けAndroidスマートフォンで利用できる。アプリを入手するには、4月1日のリリース以降にGoogle Playで「スマホ道場」で検索すればいい。

また、このアプリはKDDIが運営するケータイ教室「シニア向け講座」にも取り入れられる予定となっている。

【情報元、参考リンク】
KDDI研究所/プレスリリース

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