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ソフトバンク、知的障がいのある方の社会生活を支援する「アシストスマホ」を開発

ソフトバンクモバイルは17日、知的障がいのある方の社会生活をサポートする「アシストスマホ」(仮称)を開発し、2014年3月以降に提供開始すると発表した。

「アシストナビ機能」の利用イメージ

この「アシストスマホ」(仮称)は「シンプルスマホ SoftBank 204SH」(シャープ製)に専用のソフトウェアをダウンロードし、「アシストスマホ」モードに切り替えることで利用できるサービス。そのため、端末自体の製品名称ではなく、サービス名となる。

このサービスは、知的障がいのある方の連絡や行動を支援するサービスとして、厚生労働省が実施する2013年度の障害者自立支援機器等開発促進事業に採択されている。また、18日から開催される第40回国際福祉機器展に出展し、開発中のサービス内容が紹介される。

「アシストスマホ」(仮称)で利用できる主な機能は次の通りだ。

利用シーンに応じた定型文やアイコンをタッチするだけで簡単にメール本文を作成できる「アシストメール機能」、目的地までの徒歩ルートを検索し、AR(拡張現実)技術によってカメラを通して画面に表示される実風景の中に目的地への方向を矢印で表示してくれる「アシストナビ機能」(上図参照)、「みまもるフェンス機能」などだ。

「みまもるフェンス」機能は、通勤や通学時の到着地周辺エリアに「みまもるフェンス」を設定することで、指定した時間に該当エリアに到着したかどうかを、あらかじめ登録した保護者や支援者のメールアドレスにお知らせしてくれる機能。

この「アシストスマホ」(仮称)の利用料金は無料となっている。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース

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