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【端末レビュー】オススメのコンパクトモデル「Optimus it L-05E」 第1回~仕様、パッケージ、本体外観、ディスプレイ等~

6月22日に発売となったNTTドコモ(以下、ドコモ)向けAndroidスマートフォン「Optimus it(オプティマス イット) L-05E」(LGエレクトロニクス製)のレビューをお届けしたい。ドコモは今夏モデルにおいて、「Xperia A」と「GALAXY S4」を“ツートップ”と呼び、一押し機種に挙げているので、それ以外のラインナップへの注目度がどうしても低くなってしまいがちだが、実はそれ以外の機種も粒揃いとなっている。

Optimus it L-05Eのパッケージ

その中で、今回レビューをお届けするOptimus it L-05Eは、コンパクトなボディを持つモデルの一つとして、各種仕様・機能がバランス良くまとまった製品だ。コンパクト・スマートフォンの新モデルには「ELUGA P」や、より小さな「AQUOS PHONE si」などがあるが、Optimus it L-05Eは万人にオススメできるオーソドックスなモデルとなっている。

本記事では、レビュー第1回目として、基本仕様のおさらい、パッケージ、本体外観やディスプレイなどについて紹介していきたい。第2回目以降で機能面や全体的な感想、4月発売の「Optimus G Pro」との比較などに触れていく予定だ。

左がOptimus it、右がOptimus G Pro。


【基本仕様】

Optimus it L-05Eは、昨年6月30日に発売された「Optimus it L-05D」の後継機にあたる。Optimus it L-05Dも同じくコンパクト・スマートフォンだったが、今回のL-05Eは若干縦長になった。サイズはL-05Dが約124mm×62mm×10.0mmで、L-05Eは約131mm×63mm×10.5mmだ。しかし、重さは約132gで変わらない。

ディスプレイサイズは約4.5インチで、解像度はHD(1280×720)、バッテリー容量は2,100mAhだ。L-05Dは約4.0インチ、解像度480×800、バッテリー容量1650mAhだった。ほぼ同じサイズのボディながら、画面サイズが大きく精細になり、バッテリーが増えているわけだ。

UIMカードとmicroSDカードは2段スロットにになっている(写真の端末にはmicroSDカードは入れていない)。

OSはAndroid 4.2で、内蔵メモリは2GB RAM、32GB ROM、プロセッサはQualcomm APQ8064T 1.7GHzクアッドコア。ネットワークではXiの下り最大100Mbpsに対応している。

ディスプレイの解像度こそ最近の5インチ・スマートフォンと比べて一見劣っているように見えるが、サイズが小さい分、十分に精細に見える。さらに、解像度がフルHD機と比べて低い分、CPUにゆとりができるためか、パフォーマンスも快適だ。

バランスの取れた仕様だと言っていいだろう。

次に、Optimus it L-05Eならではの主な特徴を見ていきたい。

まずは「Zerogap Touch」工法を採用した「フローティングディスプレイ」だろう。タッチ面と表示面の隙間がほぼゼロに近いので、見やすいことはもちろん、操作感覚が良好だ。画面の表示が指に吸い付いたような感覚を得られるので、かなり操作しやすい。

機能面では、マルチウィンドウ機能である「Qスライド機能」が便利だ。動画、ブラウザ、電卓、カレンダーを小ウィンドウに表示し、別のアプリと同時に表示できる。PCではウィンドウをいくつも開いて画面上に表示できるが、同じような感覚だ。さらに、画面に手書きメモを残せる「Qメモ」では、オーバーレイ表示が可能なので、メモを画面に表示した状態でスマートフォンの操作ができるようになっている。これも実用上便利な機能だ。

そして、タッチキーがディスプレイのカバーガラス内ではなく、本体のボディ側に設置され、表面が凸状になっている点も特徴だろう。かなりタッチしやすい。

「戻る」「ホーム」などのタッチキーはかなり使いやすい。地味ながら大きな魅力の一つだ。

また、おくだけ充電、急速充電、ワンセグ、NOTTV、おサイフケータイ(NFC含む)、赤外線通信、伝言メモ、防水(USB端子はキャップレス防水)などにも対応している。


【パッケージ、付属品】

Optimus G Pro以前までのOptimusシリーズのパッケージと比べると、かなりシンプルになった。一時、厚みのあるボール紙を使った一見豪華なパッケージが続いていたが、今回は“普通”のデザインに戻った。パッケージ自体、かなりコンパクトだ。購入時に持ち帰る際にも楽だろう。

パッケージ裏面に付属品のリストが記載されている。

付属品が少ないこともあり、パッケージは小さい。基本的にL-05E本体だけだ。


付属品は電池パック、リアカバー、クイックスタートガイドのみ。ワイヤレスチャージャーやACアダプタ、microSDカードは付属していないので、持っていない方は別途購入することになる。イヤフォンも付属していないので、必要な方は市販品を購入しよう。

スマートフォンを初めて購入する方はアダプタやmicroSDカード、イヤフォンが同梱されていた方が良いかもしれないが、機種変更などで二度目以降の場合は、おそらくアダプタは持っているはずだし、microSDカードやイヤフォンもあるはずだ。また、初めての方も特にイヤフォンなどは好みに合うものを購入した方が長く使うことを考えると良いだろう。


【本体外観】

本体のデザインはシンプルだ。タッチキー以外の部分にはそれほど特徴がないので、良い意味で万人向けだ。質感は悪くなく、側面、背面カバーもややマットな表面となっており、安っぽさは感じない。L-05Dがプラスチックっぽさから、やや安っぽい印象だったことを考えると、随分変わった。

カラーラインナップはこのブラックとホワイトの2種類が用意されている。

角、背面の辺に丸みを持たせたデザインになっているので、持ちやすく、手のひらに角が刺さる感じもない。

タッチキーはディスプレイカバーガラス外に独立して用意されているのでタッチしやすい。 

右側面にストラップ穴(図=左)、左側面にはボリュームキー がある(図=右)


上面にはオーディオ端子と電源ボタン、下面にはmicroUSB端子とマイク穴。端子はどちらもキャップレス防水だ。


【ボタン、端子類】

本体上面に3.5mmオーディオ端子と電源ボタン、そしてワンセグアンテナがある。オーディオ端子もキャップレス防水だ。本体下面にはmicroUSB端子とマイク穴がある。microUSB端子もキャップレス防水。キャップレス防水は一見地味な特徴だが、実用上とても便利なので嬉しい。特にmicroUSB端子は使う頻度が高いので、キャップがある場合、どうしても痛みがちなのでありがたい。本体右側面には下方にストラップ穴が用意されている。本体左側面にはボリュームキーがある。

スリープからの解除は電源ボタンだけでなく、ボリュームキーの下側でもできる。これも便利な点だ。

ワンセグアンテナを伸ばしたところ(図=左)、左側面にはボリュームキーがある(図=右)


背面にはスピーカーとメインカメラがある。中央やや下にはおくだけ充電の「Qi」のマークと、おサイフケータイのマークがさり気なくプリントされている。

メインカメラは有効画素数約1320万画素(図=左)、背面中央より下のエリアにQiやおサイフケータイのマークがある(図=右)


本体前面下方には「戻る」「ホーム」「メニュー」のタッチキーエリアが設けられているが、地の部分に細かい凹凸がある仕上げに加え、キー部分も凸状に形成されているので、とてもタッチしやすい。

タッチキーの使いやすさは大きな魅力だ。


【ディスプレイ】

ディスプレイサイズは約4.5インチで、解像度はHDだが、見た目はかなり綺麗だ。過去のOptimusシリーズは、斜めから画面を見たときに、色合いの変化があるディスプレイが多かったが、今回のOptimus it L-05Eは変化が少ない。どの方向から見ても色合いが安定していて、視野角が広い。180度近く斜めから見ても色合いが大きく変化しないので、2、3人で動画や写真を楽しむ際にも見やすいはずだ。

この点に関しては、Optimus G Proよりも上だ。

視野角が広く、色合いの変化も少ない。

また、ディスプレイのカバーガラスは辺部に若干のRが設けられている(周辺部のみラウンド形状)ので、画面端からのスライド/ドラッグ操作もしやすい。それでいて、Optimus it L-05Eは極端な狭額設計ではないので、液晶保護フィルムを貼るときでも、フィルムの周辺部が浮くようなことはなさそうだ。辺部がラウンドしている場合、端末によってはフィルムが浮く(フィルムが硬い場合、ガラスのラウンド形状に追従できず、浮く)ことがあるが、Optimus it L-05Eは大丈夫だろう。

筆者個人としては、「HTC J butterfly」始め、2、3機種でフィルムの浮きを経験しているので、この点は嬉しい。数値で言えば、ディスプレイ表示領域の端からラウンドの始点までの間に約1.5mm程度のフラット部があるので、その範囲に上手く収まるフィルムであれば綺麗に貼れるはずだ。


次回に続く。


第1回/第2回


【情報元、参考リンク】
Optimus it L-05E製品紹介ページ

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