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パナソニックが事業再編。携帯電話端末事業に特化した新生「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」を設立

パナソニックは1日、携帯電話端末の開発と基地局事業を担当してきた「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社」(以下、旧PMC)を分割・再編し、端末事業に集中特化する新会社「パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社」(以下、新生PMC)を設立したと発表した。

新生PMCは4月1日付で発足したパナソニック株式会社「AVCネットワークス社」の傘下に入る

会社名自体は同じため、記事中ではそれぞれ「旧PMC」「新生PMC」と分けて記述するが、担当事業は旧PMCと新生PMCでは異なる。

前述したように旧PMCでは携帯電話端末事業のほか、基地局事業も担当していたが、新生PMCでは基地局事業は取り扱わない。今後、基地局事業はソリューション事業のグローバル拡大を目指す新会社「パナソニック システムネットワークス株式会社」が担うことになる。

新生PMCでは、携帯電話端末事業に特化し、市場の変化に迅速に対応できる専門体制として事業の維持・拡大を目指していく。

なお、携帯電話端末事業と基地局事業の分割実施後の旧PMCは、パナソニックに吸収合併される。

新生PMCの代表取締役社長には旧PMCからの継投として星 敏典氏が就任する。

パナソニックには携帯電話端末事業の撤退の噂などもあったが、撤退は回避された格好だ。携帯電話端末市場においては近年、日本メーカーの再編、撤退が懸念され、先日はNECの撤退報道などもあり、パナソニックの動向にも注目が集まっていた。

パナソニックは今春モデルでは、NTTドコモ向け「ELUGA X P-02E」が高い評価を受けている。

【情報元、参考リンク】
パナソニック/プレスリリース

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