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KDDI、月額980円の音楽聴き放題サービス「LISMO unlimited」を「KKBOX」にリニューアルへ

KKBOX
KDDI、沖縄セルラーは9日、auスマートフォン向けに提供中の音楽聴き放題のサービス「LISMO unlimited powered by レコチョク」(以下、LISMO unlimited)を6月よりスマートフォン、タブレット向けの聴き放題サービス「KKBOX」へリニューアルすると発表した。

「KKBOX」という名前は、台湾及びアジア圏においてPC、スマートフォン、携帯電話等のデバイスに対して音楽コンテンツの配信サービスを展開しているKKBOX Inc.社のサービス名で、KKBOX Inc.社は2010年12月にKDDIの連結子会社となっている。

KKBOXは台湾の音楽配信の大手であり、前述したように香港、そしてシンガポール、マレーシアといったアジア圏でサービスを提供しており、レーベル各社と強い信頼関係を結び、音楽情報メディアとしても高い地位を築いている。

同社の大部分の株式を取得しているKDDIは、今回、従来のLISMO unlimitedをKKBOXにサービス名称の変更を行い、リニューアルすることを決めた。

とはいえ、従来からのLISMO unlimitedのユーザーは継続して月額980円で音楽を聴き放題で楽しむことができる。また、海外で好評の機能である、楽曲の再生状態を他のユーザーとリアルタイムに共有し、一緒に音楽を聴きながらチャットを楽しめる「一緒に聴く”Listen with”」なども提供予定だ。

また、LISMO unlimitedから継続してKKBOXを利用する方にはKKBOXの開始月の利用料を無料とするキャンペーンも実施される。

なお、継続利用に関して、注意事項もあるのでお伝えしたい。

利用料金を「auかんたん決済」(通信料金合算請求)で支払ってきた方は自動移行されるが、「auかんたん決済」(クレジットカード支払)を利用してきた方は自動移行にはならない。そのため、KKBOXの提供開始後、新たにKKBOXの利用登録をする必要がある。

登録関係は上記の通りだが、スマートフォンで利用するアプリについてもバージョンアップ等が必要だ。継続利用する方は、従来のアプリをバージョンアップすればいい。

そして、KKBOXのサービス提供開始と同時にLISMO unlimtedのサービスサポートは終了することになる。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
GAPSIS/KDDI、台湾KKBOXの株式を取得し、日本含むアジア圏でクラウド型音楽配信サービス提供へ

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