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AppComingセミナーレポート 5:ケータイを安く維持するには?

AppComing読者キャンペーン2013 Spring」におけるセミナーレポートの第5回目では、ブログ「shimajiro@mobiler」を運営するプロブロガーの島田純氏によるセッション「MOBILE × TRAVEL:ケータイを安く購入・維持するコツと旅のお供」の模様の後編をお届けします。

shimajiro@mobiler」の島田氏

前編では、ケータイを安く購入するためのコツをご紹介しましたが、後編のテーマは購入した端末を安く維持する、すなわち月々の料金を抑えるためのコツです。ケータイは購入時の端末代金の出費も大きいですが、月々の利用料金も馬鹿になりません。今回のセッション内容は、月々の出費を抑える参考になるものと思います。


≪ケータイを安く維持するには?≫

◆基礎知識◆

月々のケータイ料金を抑える方法は次の2つに集約されます。

①料金プランを最適化する
②各種の割引額を最大化する


◆安く維持するコツ1:料金プランを最適化する◆

料金プランの最適化は、あまり凝った話ではなく、常識的なものです。例えば、通話用の回線の場合、「Xiトーク24」に加入して通話代を抑えるとか、寝かせ用の回線の場合は不必要なオプションを全て外すとか、通話を使わない回線の場合はデータ契約にして「プラスXi割」を利用するなどです。

他に、通常利用する回線と機種変更用の回線を分けることには利点があります。

機種変更用の回線は寝かせておけば月々の出費は最小限に抑えた上で、新機種購入時にMNPを利用することでお得に購入できます。そして、通常利用する回線は、「月々サポート」を利用することで、やはり出費を抑えられます。


「月々サポート」は月々の利用料金から割り引きするキャンペーンなので、月々の維持費を安く抑えられます。そこで、日常利用する回線は「月々サポート」の大きい回線とします。この回線だけで通信をします。一方、機種変更用の回線は、「月々サポート」非適用回線で、「ご愛顧割」の端末などを購入し、維持費を最小限に抑えます。

これにより、安く運用できる通信回線を確保しつつ、新機種を安く買うことができるようになります。

例えば、現在の私(島田氏)の回線状況は下図の通りとなっています。枠内の「月々サポート」の大きな回線で通信を行うようにしています。



◆安く維持するコツ2:各種の割引額を最大化する◆

<月々サポート>

次に、各種の割引額を最大化する方法について紹介します。まずは、「月々サポート」の適用金額を最大化する方法ですが、単純に「月々サポート」の適用金額が大きい端末を購入することになります。では、「月々サポート」の適用金額が大きい端末はどういう機種かといえば? それは、基本的には最新機種がメインとなります。そのため、購入時の端末代が高いことがネックになってきます。しかし、たまに古い機種やタブレットが特価販売されることがあります。このあたりが狙い目になってきます。

例を見てみましょう。

下のスライドはドコモショップ上野広小路店の話です。「Optimus Vu」と「GALAXY Tab 7.7 Plus」のセット販売で新規一括21,000円という例です。この場合、Optimus Vuの「月々サポート」は新規で2,520円/月、MNPで3,885円/月です。かなりお得なことが分かると思います。しかも、実際にはセット割によってもう少しお得になります。


このような特価販売がたまに行われますので、情報を見逃さないようチェックしていくことが重要です。


<プラスXi割>

ドコモは音声回線とデータ回線を契約する場合、データ回線の通信料金が安くなる「プラスXi割」というキャンペーンを実施しています。この「プラスXi割」はとてもお得ですので、データ回線にはぜひ適用しましょう。例えば、音声回線1回線でパケット定額サービスに加入するよりも、2回線構成でデータ回線側に「プラスXi割」を適用する方が全体的に安くなります。2回線持つことが嫌でなければお得です。



◆まとめ◆

「料金プランを最適化する」、「各種の割引額を最大化する」、この2つを上手く利用することで、パケット定額サービス加入回線を3円/月で運用する、いわゆる「3円回線」も可能となってきます。


例えば、月々サポートが4,515円/月だった「ARROWS Tab LTE F-01D」(MNP)を「Xiデータプランフラット にねん」(3,980円/月)で購入した場合、下図のように、IPS代金を入れても(仮にspモードとmopera Uを両方契約したとしても)月々の合計金額がマイナス10円/月となります。最低限ユニバーサルサービス料が発生しますので最終的には月々の利用料金は3円になります。



このスライド例ではマイナス10円ですが、ISPをspモードだけにすればもう少し浮きます。この余剰分もできれば上手く使い切りたいところです。

では、月々サポートの対象オプションに何があるのか? というと、意外と色々あります。

転送でんわ、留守番電話、キャッチホン、メロディコール、ドコモ地図ナビ、お便りフォトサービス、ドライブネット、ケータイデータお預かりサービス、iチャネル、iコンシェル、つながりほっとサポート、iモード.net、音声入力メール、Xiの容量上限到達時の速度制限解除料金などです。

余らせるのがもったいないと思われる場合は、これらのオプションへ加入することも良いと思います。



第1回第2回第3回第4回/第5回
(第6回目以降は公開時にリンクを随時追加)


【情報元、参考リンク】
AppComing読者キャンペーン2013 Spring公式告知ページ

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