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ドコモ、仙台市とコミュニティサイクルサービス「DATE BIKE(ダテ バイク)」を提供開始。手軽に自転車を借りられる

NTTドコモ(以下、ドコモ)は27日、宮城県仙台市のコミュニティサイクル事業「DATE BIKE(ダテ バイク)」の運営事業者として3月16日より仙台市内の中心部において、自転車ポート12カ所と自転車100台を配備し、サービスの提供を開始すると発表した。

サービスロゴと利用イメージ。

DATE BIKEはいわゆる自転車のシェアリングサービスで、各ポートに配備された自転車を手軽に借りることができる。利用料金はプランによって異なり、「基本プラン」では60分あたり100円となり、最初の60分が経過後は30分100円となる。一方、「一日パス」というプランでは、1日1,000円となる。

この2つのプランを利用できるわけだが、決済方法が異なる点にも注意が必要だ。「基本プラン」はクレジットカード、「一日パス」は現金での支払いとなる。

また、ドコモは3月16日から4月15日までの一か月間キャンペーンを展開し、基本プランがお得になる。キャンペーン期間中は、基本プランにおいて30分以内の返却であれば無料で利用することができる。ただし、1回の利用において30分を超えた場合は100円/30分の延長料金がかかる。

このDATE BIKEを利用するには、まずは最初に携帯電話から会員登録を行い、貸出を希望するポートの自転車を予約する。予約時に提示されるパスワードを、自転車の操作画面に入力すれば利用可能となる。

ドコモはコミュニティサイクル事業に関して各地で取り組みを行っており、神奈川県横浜市では「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験 baybike(ベイバイク)」に、東京都江東区では「江東区臨海部コミュニティサイクル実証実験」を実施している。

今回新たにサービスが開始されるDATE BIKEにおいても、ドコモが開発した次世代のサイクルシェアリングシステムが採用されている。従来はポートが持っていた通信機能やGPS機能、遠隔制御機能を直接自転車本体に搭載することで、自転車本体のみで自転車の貸出・返却管理や施錠管理を完結させることが可能となっている。この結果、従来は必要であった本格的なサイクルポートが不要となり、システムが大幅に簡素化されている。

自転車本体

サービス提供エリア

【情報元、参考リンク】
DATE BIKE公式サイト
NTTドコモ/プレスリリース

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