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NVIDIA、第3四半期業績を発表。過去最高の売上高12億ドルを記録

米NVIDIAは米国時間8日、2013年会計年度第3四半期(10月28日を末日とする)の業績を発表した。そして日本時間13日、日本向けにも改めて発表が行われた。日本でもスマートフォン、タブレットなどで同社の「Tegra」シリーズの採用が広がりを見せているが、それはグローバルでも同様であり、モバイル端末に加え、自動車向けの車載機器等でのTegraの採用が拡大している。

同社は今四半期において、過去最高となる12億ドルの売上高を記録した。これは、前四半期比で15.3%増、前年同期比では12.9%増に相当する。

GAAPベースの売上高総利益率は52.9%、営業費用は3億8440万ドル、純利益は2億910万ドル、非GAAPベースでは順に53.1%、3億4480万ドル、2億4550万ドルとなる。

NVIDIAの社長兼CEOを務めるジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)氏は次のように述べている。

「新しい成長戦略に投資をしてきましたが、この四半期はその成果により、過去最高の売上高と利益率を記録することができました。ゲームからデザイン、スーパーコンピューティングにいたる特殊用途PCの市場では、Kepler GPUが幅広い人気を博しています。一方、タブレットや電話、車については、Tegraが画期的な新製品に採用されています。今期から四半期配当を支払えるようになったこと、たいへんうれしく思っています。事業の現状にも、今後の成長力にも自信があります。財務状態もよく、十分なキャッシュを生み出せていますから、将来に向けた投資も継続的におこなうことができます」

同社は今後、四半期の現金配当を支払うこと、また、2004年8月から行っている27億ドル規模の自社株買いについて、2014年12月まで延長することも合せて発表している。

なお、2013年会見年度第4四半期については、10億2500万ドルから11億7500万ドルの範囲の売上高になるものと予想されている。

【情報元、参考リンク】
NVIDIA

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