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【取材レポート】 マイクロソフト「コンシューマー製品メディアデイ」で発見したこと ~後編:Windows 8、SmartGlassなどのタッチ&トライ~

前編に引き続き、12日に日本マイクロソフト本社で開催された「コンシューマー製品メディアデイ」のレポートをお届けしたい。後編ではイベント第2部のタッチ&トライの模様をお伝えする。


≪最強のWindows 8マシンはどれだ?≫

第2部では、Windows 8マシンを中心に製品のタッチ&トライができた。

第2部では、タッチ&トライで様々なメーカーのWindows 8マシンを実際に触っていった。Windows 8搭載PCでは、ディスプレイ部をターンさせるか、取り外せるようにするか、スライドさせるかなど、ディスプレイをどのように扱うのか? という点に対して、各メーカーが様々な努力をしているのは伝わってくるが、どれがベストなのか? という判断は短い時間ではしかねた。当然、使う人の用途でも変わってくる問題だろう。

Windows 8の概要と基本操作方法を記したパネル。

そんな中では、Acerの「Aspire S7-391」とソニーの「VAIO Duo 11」が印象に残った。Aspire S7-391はディスプレイの発色の良さと視野角の広さ、180度開いてフラットになることが、そしてVAIO Duo 11は、負荷の軽い操作で素早くタブレット形態からノート形態に(もちろん、その逆も)変形できることが印象的だ。


ディスプレイの表示クオリティに感銘を受けたAcerのAspire S7-391。
13.3インチでフルHD(1920×1080)の解像度を誇るIPS液晶で、Corning社の強化ガラスも採用する。
フラットになるまでディスプレイを開くこともできる。

スムーズにノートフォルム←→タブレットフォルムに変身できる「VAIO Duo 11」。

Lenovoの「IdeaPad Yoga 13」は逆V字型にして立てることもできるのだが、実際に目の当たりにすると「そこまで変な置き方しなくてもいいな」という感じだった。

こんな立て方もできる「IdeaPad Yoga 13」。普通のノートパソコンの様な形態にもなる。

利用スタイルに関しては各人各様なので、とりあえずは普通のノートパソコン形態でタッチパネルを搭載した機種を選択するのもありかと思った。その手のモデルは10万円以下で買えるものがいくつもあり、コストパフォーマンスが高い。

また、タブレットタイプの機種にキーボードやマウスを接続して使うことに違和感がないのもWindows 8ならではという感じだ。会社では意外にこの手のタブレットが普及するかも知れない。

左:15インチ級と大画面なNECの「LaVie L」。
右:富士通の「ARROWS Tab」にワイヤレスキーボードとマウスを接続した展示。

タフさを誇るパナソニックのレッツノート「CF-AX2」。ディスプレイは360度回転する。


東芝の「dynabook R822」。

≪けっこう便利なタッチ対応マウス≫

Windows 8搭載PCの展示を見ていく中で、意外に便利だと感じたのがマイクロソフトのタッチ対応マウス「Touch Mouse(3KJ-00033)」だ。マウス表面でタッチ操作することで、チャームを出したり、スタート画面を左右にスクロールしたり、最近使ったアプリに画面を切り替えたり、スタート画面とデスクトップを切り替えたりできる。マルチタッチでのジェスチャー機能を搭載し、1本指、2本指、3本指を活用し、これらの操作をスムースにできる。

さすがにタッチして絵を描くのは厳しいが、これを使うことでタッチパネルを搭載しない機種でもWindows 8を効率よく使えそうだ。

左:Touch Mouse。右:Touch Mouseの設定画面。ジェスチャー操作などは
ユーザーが好みに合わせて設定できる。また、マクロ機能を割り当てることもできる。

また、デスクトップPCの場合、ユーザーとディスプレイは離れていることが多いため、タッチパネルに触って操作するのが不自然、非効率的であるケースも多いのではないだろうか? そんなときに、このタッチ対応マウスを使うことで、より効率的に操作することが可能になる。僕もイベントから帰って、さっそく1台注文した。

左:会場ではマイクロソフトのキーボードやマウスが勢揃い。
右:Windows Phoneも展示されていた。


≪Xbox SmartGlassはこれからか?≫

Xbox SmartGlassのデモルームも面白かった。これはXbox 360とリンクして動作するアプリで、Android、iOS、Windows Phone、Windows 8など様々なプラットフォーム向けに展開される。

レースゲーム「Forza Horizon」でのデモ。タブレットに地図を表示することができる。
まるで実車におけるカーナビライクな使い方ができる。さらに「Kinectセンサー」による音声操作にも対応する。

ゲームタイトルやプラットフォームによってできることが変わるが、テレビに映し出すメインのプレイ画面とは別にスコアやマップなどのゲーム情報をタブレットに表示して、サブディスプレイ代わりに使ったり、Xbox 360のリモコン的に使うこともできる。なかなか便利そうで、今後の可能性を感じた。Xbox 360との連携はWi-Fiを介して行う。

タブレットをリモコンとして使うこともできる。


マイクロソフトの看板タイトル「Halo」シリーズ最新作の「Halo 4」もSmartGlassに対応。
様々な情報をタブレットに表示できる。


≪Windows 8の未来はどっちだ?≫

「Androidまーっくす!」

「トウ! バキッ! グシャッ!」

ハアハア……今、長田MAXの背後からの奇襲をギリギリでかわして反撃したところだ。Android好きでありながら、iPhoneとMacBook Airも使っている長田MAXはWindowsを見ると興奮してしまうようだ。

さて、Windows 8に最適なプラットフォーム形態はなにか? とよく考えていた僕だが、やはり、人それぞれ用途によって、その最適解は変わることだろう。様々な可能性と柔軟性を持っているプラットフォームがWindows 8だと、とりあえずは納得したい。そんな結論を感じることができたイベントだった。

※編集部注:
文中の「長田MAX」はGAPSIS編集長のGaAppsこと長田を指しますが、一条氏がなぜ突然「長田MAX」と記したのは不明です。また、「Windows 8の未来はどっちだ?」における出だしの内容は一条氏の創作です。特に興奮云々の箇所はそうです。Android/iPhone/Mac等を利用していますが、日頃からWindowsも使っており、変な興奮はないです。ただ、Windows 8が思い他、面白かったのは確かで、特に可変機構を持つ機種が多く、それに興奮したことも間違いではありません。ギミック好きにはたまらないマシン群と言えるでしょう。


下に掲載したのはWindows 8関連のいくつかの商品のAmazon.co.jpでのリンク。
左から順にAcer Aspire S7-391、ソニー VAIO Duo 11、マイクロソフト Touch Mouse。

  




記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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