国産ブラウザ「jigbrowser＋」正式版がAndroidとiPhoneに登場。画面メモ「Webクリップ機能」や「ノート機能」などを搭載

GAPSIS編集部 2012年6月4日

フィーチャーフォン向けフルブラウザやTwitterクライアント「jigtwi（ジグツイ）」などで知られるjig.jpは4日、スマートフォン向けウェブブラウザ「jigbrowser＋（ジグブラウザプラス）」の正式版（バージョン1.0）をリリースしたと発表した。jigbrowser＋の正式版はAndroid（アンドロイド）及びiPhone向けに開発され、それぞれGoogle Play（旧Android Market）、App Storeからダウンロードすることができる。価格は無料だ。

動作要件はAndroid版がAndroid 2.2以降、iPhone版がiOS 5以降となっている。iOS 5以降を搭載したiPod touchでも動作する。

jigbrowser＋は、jig.jpがフィーチャーフォン向けに提供し、累計900万人以上が利用するフルブラウザ「jigブラウザ」の開発で培った技術やノウハウを元に開発されたスマートフォン用のブラウザで、2月にAndroid向けのβ版が公開され、これまでに寄せられてきたユーザーからの様々な意見や要望を取り入れ、進化してきた。

直感的な操作感と利便性を兼ね備えたブラウザを目指して開発され、実際に使いやすいブラウザに仕上がっている。

メニューは端末を片手で持ったときでも操作をしやすい、画面下配置で、左から「お気に入り」「戻る」「進む」「タブ」「サブメニュー」「コンテンツパネル」ボタンの順に並ぶ。画面下に並ぶため、多くの方が親指一本で操作できるはずだ。さらに、タブの切り替えも親指一本でできる。タブボタンをタップすると、現在開いているタブが画面下エリアに扇状に並べられる。切り替えの際に縦スクロールの必要もないので便利だ。

また、サブメニューには「検索」「お気に入りへの追加」「Web クリップ」「シェア」「ノート」のボタンが用意され、それぞれの機能をサブメニューボタンのタップから数えて2ステップで起動可能だ。

jigbrowser＋の便利機能の一つが「Webクリップ」だ。フィーチャーフォンでお馴染みの「画面メモ」機能と同じように、ウェブページを端末に保存しておくことができる。地下鉄に入る前に読みたいページを保存しておく、後から確認したい重要なページを保存しておく、など様々な用途に利用することができる。

また、アイデアやメモを書き留めておくノート機能も利用できる。

これらの保存データはメニューの「コンテンツパネル」起動ボタンから開くことができる。「コンテンツパネル」には「Webクリップ」「画像」「ノート」「閲覧履歴」「ダウンロード履歴」の項目が並び、それらのデータをチェック可能だ。