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京極夏彦の人気推理小説「百鬼夜行シリーズ」が初の電子書籍化! GALAPAGOS STOREで配信開始。表紙画像は電子版オリジナル

京極夏彦氏による人気推理小説「百鬼夜行シリーズ」(講談社)が初めて本格的に電子書籍化された。16日、シャープが運営する電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」は「百鬼夜行シリーズ」の提供を開始。まずは第一弾として、「姑獲鳥の夏」と「百鬼夜行 陰」を配信している。

さらに4月6日より、第二弾として「魍魎の匣」と「百鬼夜行 陽」がリリースされる。その後もシリーズの全巻が順次配信される予定となっており、ファンはもとよりこれからシリーズに触れる方にとっても電子書籍で既刊が続々とリリースされることは嬉しい。

電子書籍の場合は保管スペースを取らない点、いつでもどこでも欲しい時に購入でき、手軽に読める点が利点だ。全巻をまとめて持ち運ぶことも電子書籍なら余裕なので、一気に読むには最適だ。

さらに、学生にとってはちょうどこれから春休みだ。シリーズを読破するには絶好のタイミングでもあるだろう。

そして、初めてシリーズに触れる方に特に嬉しい、一話ごとの分冊版が「百鬼夜行 陰」では用意される。気軽に作品の内容をチェックするには手頃な存在だ。

また、初めての電子書籍化にあたり、GALAPAGOS STOREのスマートフォン/タブレット向けアプリ「GALAPAGOS App」のデスクに並ぶ表紙画像には各巻ごとに電子版のオリジナル表紙が用意されている(左上図参照)。コレクションする楽しみもある

京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」は、第二次世界大戦後まもない東京を舞台とした推理小説。個々の作品タイトルには必ず妖怪の名が冠せられており、その妖怪に関連して起こる様々な奇怪な事件を「京極堂」こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」として解決する様を描いている人気作品だ。

具体的なリリース日が決まっている作品は下表の通り。その後、続刊も配信される予定となっている。

コンテンツ名 作品紹介 価格
(税込)
出版社 提供開始日
姑獲鳥の夏
(全2巻)
娘が二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという奇怪な噂。京極堂によって解き明かされる呪われた「久遠寺の血」の真相とは!? 1巻:170円
2巻:500円
講談社 3月16日
百鬼夜行 陰 日常に潜む恐怖を多様に描き出す十の怪異譚。「姑獲鳥の夏」から始まる長編のサイドストーリーでもある。 800円 講談社 3月16日
百鬼夜行 陰
- 短編1話 -
(全10巻)
小袖の手、文車妖妃、目目連、鬼一口、煙々羅、倩兮女、火間虫入道、襟立衣、毛倡妓、川赤子の各章を分冊化。 各85円 講談社 3月16日
魍魎の匣
(全3巻)
謎だらけの武蔵野連続バラバラ事件と不可能なはずの美少女誘拐事件。霊能団体や新進気鋭の作家がからむそれぞれの魍魎を京極堂は落とすことができるのか? 各500円 講談社 4月6日
百鬼夜行 陽
(全3巻)
「百鬼夜行 陰」に続く短編集が待望の登場。不条理な恐怖、常軌を逸した執着、あるはずもない記憶。日常の狭間にふと立ち現れる怪異……。 各500円 講談社 4月6日



【情報元、参考リンク】
GALAPAGOS STORE
スマートフォン/タブレット向けアプリ「GALAPAGOS App」

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