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杉並区役所防災課、自治体として全国初となる防災マップアプリ「杉並区防災マップ」をリリース

東京都杉並区役所防災課は21日、自治体としては全国初となる、防災マップアプリをリリースした。杉並区内の防災マップをAndroidスマートフォン/iPhoneから手軽にチェックできる「杉並区防災マップ」はGoogle Play Store(旧Android Market)もしくはApp Storeから無料でダウンロードできる。


開発背景には、昨年3月に発生した東日本大震災がある。当時、インターネットの繋がりにくさや杉並区内の避難所に関する問い合わせが区役所へ相次ぎ、地震発生時、ネット接続がしにくい状況下においては3.7MBのPDFファイルであってもダウンロードが困難であることが分かった。

さらに、日頃から防災地図を持ち歩く方が多いとは思えず、近年利用者が急増しているスマートフォン向けのアプリとして防災マップをアプリ化することを決めたということだ。

実際に防災地図を持ち歩く人は多いとは思えず、また、緊急時には即座に防災地図を探す事も困難だろう。どこにしまったか、と慌てて探すことになることは容易に想像できる上、インターネット上から探すとしてもある程度時間が掛かってしまうのは間違いないはずだ。その点、日々持ち歩くスマートフォンに防災地図が入っていれば、すぐに取り出して確認することができるので、心強い。

防災マップアプリでは、オフライン状態であっても自分のいるおおよその現在地から杉並区内の最寄りの避難所の場所を手軽に確認することができる。また、地震が起きた時の行動のポイントをまとめた「防災ガイド」を閲覧することもできる。

杉並区に在住の方、もしくは家族や親戚、知人が在住している方、または通勤・通学などをしている方はインストールしておくことをオススメしたい。

また、今後のアップデートで機能や情報が追加されることにも期待したいところだ。


【情報元、参考リンク】
Google Play Store/杉並区防災マップ
App Store/杉並区防災マップ
杉並区役所

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